PR

最優秀バッテリー賞の選考基準は?選考方法と他の賞との違い

野球

※ 本記事は作成過程で一部AIツールを活用していますが、運営者独自の視点や考察を交え、責任を持って内容を確認・編集したうえで公開しています。

最優秀バッテリー賞の選考基準は、投手がシーズンを通して活躍したことと、捕手が配球や守備などで投手を支えたことが基本です。

スポーツニッポン新聞社が制定する賞で、セ・パ両リーグから投手と捕手の組み合わせを選びます。
最多勝の投手や、打率が最も高い捕手を、そのまま組み合わせて表彰する仕組みではありません。

山邊 俊太
山邊 俊太

受賞のニュースを見て選び方が気になった方へ、投手と捕手それぞれの選考基準、誰が選ぶのか、他の賞との違いをまとめます。

2026年10月21日時点で確認した情報です。
制度の説明は主催者の公表資料を中心にまとめ、古い資料にしか確認できない数値の目安は、その時点を明記しています。

最優秀バッテリー賞の選考基準は?投手と捕手で見る点が違う

投手の活躍と捕手の働きを、それぞれの役割に沿って評価するのが最優秀バッテリー賞です。
勝利数や防御率だけでなく、捕手の配球や守備にも目を向けると、賞の特徴が分かります。

投手は先発や救援としてシーズンを通した活躍

主催者の2025年の説明では、投手は先発ローテーションの一員、または救援投手として、シーズンを通して活躍したことが最低条件とされています。

先発ローテーションとは、先発登板を順番に担う投手の組み合わせです。
一方、救援投手は試合途中から登板する投手を指します。
先発投手だけに限定された賞ではない点を押さえておきましょう。

勝利数が多いかどうかは投手の活躍を知る手掛かりですが、それだけで相手の捕手まで自動的に決まるわけではありません。
受賞発表では、投手の個人成績と、誰とバッテリーを組んでいたかを分けて読むと理解しやすくなります。

出典:スポニチ「2025年度 プロ野球最優秀バッテリー賞」表彰式・選考基準

捕手は配球、盗塁阻止率、捕逸の少なさなど

主催者の説明で挙げられている捕手の評価項目は、インサイドワーク、盗塁阻止率の高さ、捕逸の少なさなどです。

  • インサイドワーク:配球の組み立てや状況判断など、頭脳面で投手や守備を支える働きです。
  • 盗塁阻止率:走者の盗塁をどの程度防いだかを見る指標です。
  • 捕逸:通常の守備で捕れる投球を捕手が処理できず、走者の進塁などにつながったときに記録されます。

2023年の主催者発表では、捕手についてレギュラー、またはそれに準ずる試合数への出場も選考基準として説明されています。
ただし、同発表には「必ず何試合以上」という一律の数字は書かれていません。

捕手の打率や本塁打数だけを見て受賞を予想すると、選考の趣旨を捉えにくくなります。
投手が力を発揮するうえで、捕手がどのように支えたかにも注目したいところです。

出典:スポーツニッポン新聞社発表「2023プロ野球最優秀バッテリー賞」

先発10勝・救援20SPは必須条件なのか

「先発投手は10勝が必要」といった説明を見かけますが、数値の目安と、満たさなければ選ばれない必須条件は区別する必要があります。

西武の2009年の球団公式発表には、先発型は10勝、リリーフ型は20SPが目安として記されています。
ここでのSPは、同資料ではセーブ数と救援勝利を合計したものと説明されています。

ただし、この資料の表現はあくまで当時の「一応の目安」です。
これを根拠に、現在も10勝未満なら自動的に対象外になる、とは断定できません。

2025年の主催者の説明では、シーズンを通した活躍や捕手の働きが示されていますが、この10勝・20SPという数値は記載されていません。
数値基準が変更・撤廃されたかどうかまで確認できたわけではないため、古い数字を現在の絶対条件として使うことは避けます。

出典:埼玉西武ライオンズ「2009プロ野球最優秀バッテリー賞」受賞発表

出典:スポニチによる2025年の選考基準の説明

最優秀バッテリー賞は誰が選ぶ?選考方法を解説

年間の最優秀バッテリー賞は、スポニチ野球評論家らによる選考委員会で決めると、主催者が説明しています。
選考委員会による決定と、過去に行われたファン投票を分けて考えることが大切です。

年間賞は選考委員会が決定する

主催者の2023年の発表では、レギュラーシーズン終了後に選考委員会を開き、受賞者を決定したと説明されています。

この仕組みは、勝利数などの記録でそのまま決まる個人タイトルとは異なります。
また、選考する人の判断が入る賞なので、特定の数字で上回った選手が必ず受賞するとは限りません。

選考結果を確かめるときは、受賞者名だけでなく、主催者が公表する選考理由も合わせて読むと、どの点が評価されたのか分かりやすくなります。

出典:スポーツニッポン新聞社による選考方法の説明

過去の月間賞やファン投票との違い

過去には、ファン投票を使った月間バッテリー賞も実施されていました。

主催者の2020年の発表では、候補のバッテリーを選んだうえで、DAZN公式Twitterなどでユーザーが投票する方式を案内しています。
月間賞の結果は、年間の選考委員会の参考資料になるという説明でした。

また、2021年には、年間賞の選考委員会の結果とファン投票の結果が一致したことが、主催者から発表されています。
このため、ファン投票の結果と選考委員会の結果は、同じものとして扱わないようにしましょう。

これらは当時の実施方式です。
2026年も同じ形式の月間賞やファン投票があることを示すものではありません。

出典:スポーツニッポン新聞社「2020年の最優秀バッテリー賞・月間賞」発表

出典:スポニチ「2021最優秀バッテリー賞」選考委員会とファン投票の結果

最優秀バッテリー賞と沢村賞など他の賞との違い

最優秀バッテリー賞は、投手と捕手の組み合わせを表彰する賞です。
個人を選ぶ賞なのか、バッテリーを選ぶ賞なのかを分けると、沢村賞などとの違いが整理できます。

最優秀バッテリー賞と主な個人表彰の比較
賞表彰の対象・特徴選び方
最優秀バッテリー賞投手と捕手の組み合わせスポニチ野球評論家らによる選考委員会
沢村賞優れた先発完投型の本格派投手沢村賞の選考委員会
ベストナイン投手・捕手など各ポジションの選手記者投票
三井ゴールデン・グラブ賞卓越した守備で貢献した各ポジションの選手所定の取材経験があるプロ野球担当記者の投票

沢村賞は、NPBの説明では、そのシーズンに最も優れた先発完投型の本格派投手に贈られる賞です。
捕手が一緒に受賞する賞ではありません。
出典:NPB「沢村賞」の説明

ベストナインは投手と捕手に別々の部門があり、記者投票で選ばれます。
「バッテリーの組み合わせを一組選ぶ」という最優秀バッテリー賞とは選考の単位が違います。
出典:NPB「記者投票による表彰・ベストナイン」

三井ゴールデン・グラブ賞は、守備の技術や貢献に注目する賞です。
同賞の捕手の出場資格には、チーム試合数の2分の1以上を捕手として出場するという規定がありますが、この条件を最優秀バッテリー賞にそのまま当てはめることはできません。
出典:三井広報委員会「三井ゴールデン・グラブ賞 概要」

最優秀バッテリー賞2026の受賞者

出典:スポニチ

2026年の受賞バッテリーは、セ・リーグが阪神の髙橋遥人投手と伏見寅威捕手、パ・リーグが西武の平良海馬投手と小島大河捕手です。
両球団が2026年10月20日に受賞を発表しています。

2026年の最優秀バッテリー賞
リーグ球団投手捕手
セ・リーグ阪神タイガース髙橋遥人伏見寅威
パ・リーグ埼玉西武ライオンズ平良海馬小島大河

受賞者は、阪神タイガースの公式発表と埼玉西武ライオンズの公式発表で確認できます。

阪神の公式発表では、髙橋投手が伏見捕手の声掛けやリードへの感謝を述べています。
これは選手本人による捕手への評価であり、選考委員会が示した受賞理由とは区別して読む必要があります。

また、西武の公式発表では、平良投手と小島捕手はともに初受賞とされています。
小島捕手はルーキーとしての受賞で、実際に新人捕手も選ばれていることが分かります。

最優秀バッテリー賞の選考基準に関するよくある質問

優勝チーム以外の受賞、新人の受賞、捕手の出場試合数について整理します。
他の賞の条件を混ぜずに確認するのがポイントです。

Q
優勝チームのバッテリーしか選ばれませんか?
A

いいえ。
西武の2009年の球団公式説明では、優勝とは関係なくバッテリーを表彰する趣旨が示されています。
優勝チームに所属することを必須条件と考える必要はありません。
出典:埼玉西武ライオンズの賞の説明

Q
新人選手でも受賞できますか?
A

受賞例があります。
2026年には、西武の小島大河捕手が平良海馬投手とのバッテリーで受賞しました。
球団公式発表でも、小島捕手がルーキーとしてシーズンを戦ったことに触れています。
出典:埼玉西武ライオンズの2026年受賞発表

Q
捕手は何試合に出れば対象になりますか?
A

確認した主催者の2023年発表では、レギュラーまたはそれに準ずる試合数に出場していること、と説明されています。
同資料に具体的な最低試合数の記載はなく、一律に何試合以上と断定することはできません。
出典:スポーツニッポン新聞社の選考基準の説明

まとめ|最優秀バッテリー賞は投手と捕手の働きを評価

最優秀バッテリー賞は、投手のシーズンを通した活躍と、それを支える捕手の働きに注目する賞です。

  • 投手は、先発や救援としてシーズンを通して活躍したことが基本です。
  • 捕手は、インサイドワーク、盗塁阻止率、捕逸の少なさなどが評価項目です。
  • 年間賞は、スポニチ野球評論家らによる選考委員会で決定すると説明されています。
  • 過去の数値の目安や、他の賞の出場資格を、そのまま現在の必須条件にしないことが大切です。

個人成績に加え、投手と捕手がどのように力を合わせたかに目を向けると、受賞ニュースをより理解しやすくなります。

プロ野球のシーズン終盤の仕組みも知りたい方は、クライマックスシリーズのルールと引き分け・アドバンテージの解説も参考にしてください。

参考にしたサイト

選考基準と選考方法は主催者の説明を中心に確認しました。
2026年の受賞者は球団公式発表を参照しています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました