ウォーキングは健康に良いとわかっていても、毎日続けるのは簡単ではありません。
「今日は疲れたからいいや」「歩くだけだと退屈だな」そんな気持ちで挫折した経験は、誰にでもあるのではないでしょうか。
私自身も最初はただ歩くだけでは続きませんでした。仕事終わりに夜の道を歩いてみても、数日で飽きてしまったのです。
しかし、ウォーキングアプリを取り入れてから考え方が大きく変わりました。
スマホを片手に、歩いた距離や歩数がゲームの進行に反映されるだけで「もう少し歩いてみよう」と思えるようになったのです。
今回は、私が実際に試して「これは続けやすい」と感じたものを含め、ウォーキングが楽しくなるおすすめゲームアプリを5つ紹介します。
ウォーキングをゲーム感覚で続けるメリット
ウォーキングは単調になりがちですが、アプリを活用することで「歩くこと=遊び」に変わります。
- 楽しさがあるから続けられる
歩数がポイントになったり、キャラクターが育ったりと、努力の成果が“見える化”される。 - ゲーム要素がモチベを高める
「ただの移動」ではなく「冒険」「挑戦」として歩けるので、気持ちの切り替えがしやすい。 - 報酬や特典がある
ポイントやアイテムが手に入ることで「得しながら健康になれる」という感覚が得られる。
私もアプリを導入してから「歩かなくちゃ」ではなく「歩きたい」に変わりました。
ウォーキングが楽しくなるおすすめゲームアプリ5選
最近では「歩くこと自体を楽しめる」工夫を凝らしたアプリが数多く登場しています。
ただ歩数をカウントするだけではなく、ストーリーやゲーム性、ポイント還元などが取り入れられており、ウォーキングを「義務」から「遊び」へと変えてくれるのです。
ここからは、実際に人気があり、私自身も使ってみて「これは続けやすい」と感じたアプリを5つ紹介します。
ポケモンGO|街歩きでポケモン探し

ポケモンGOは、2016年にリリースされて以降、世界中で数億人がプレイしてきた人気の位置情報アプリです。
スマートフォンのGPSやAR(拡張現実)機能を使い、実際の街や公園を歩き回ることでポケモンに出会える仕組みになっています。
ただのウォーキングが「冒険」や「宝探し」に変わるので、運動を続けたい人にとって強力なモチベーションになります。
特徴と魅力
1. 歩くことで成果が出る仕組み
- タマゴ孵化
2km・5km・10km・12kmといった距離設定のタマゴがあり、実際に歩いた距離がカウントされます。
孵化の瞬間には特別感があり、「あと1kmで孵るからもう少し歩こう」と自然に足が前に出ます。 - 出現するポケモンの変化
都会・地方・公園・水辺など環境によって出会えるポケモンが変わるため、場所を変えて歩く楽しみが生まれます。
旅行や出張の際にも「その土地ならではのポケモン」を捕まえられることがあり、ウォーキングと観光を兼ねられます。 - おこう・リサーチ機能
歩くことで「おこう(ポケモンを引き寄せるアイテム)」が効果的に働いたり、フィールドリサーチの課題を達成できたりします。
「歩けば歩くほど成果が出る」という実感が持てる設計になっています。
2. ルート機能で探検体験
- 他のプレイヤーや公式が作成したルートを辿って歩ける機能があります。
- 「歴史的建造物を巡るコース」「自然公園を歩くコース」など、テーマ性のある散歩が楽しめます。
- 私も子どもと一緒に近所のルートを歩きましたが、普段なら素通りする細道に入った結果、小さな神社や昔ながらの公園を見つけることができました。
- 普通のウォーキングでは得られない“探検気分”が味わえます。
3. 季節イベントの豊富さ
- 春には桜をイメージしたポケモンが出現したり、夏はお祭りにちなんだイベント、秋はハロウィン、冬はクリスマス仕様のポケモンなど、四季折々の楽しみがあります。
- 「今しか出会えない限定ポケモン」がいるため、続ける理由が常に生まれます。
- イベント限定のリワードや衣装を集めるために、自然と歩数が伸びるのも魅力です。
4. 交流や家族で楽しめる要素
- フレンド機能でギフト交換が可能。遠方の友人とも日常のウォーキングを共有できます。
- レイドバトルでは、近くのプレイヤーと協力して強敵を倒す体験ができ、散歩が一気に“イベント”に変わります。
- 親子や友人、夫婦で一緒に歩けば、ただの散歩がコミュニケーションの時間に変わります。
- 私自身、子どもと「今日はどんなポケモンに会えるかな?」と話しながら歩いていると、1時間以上も歩いたのにあっという間に感じました。
✅ ポケモンGOは「歩数=成果」というシンプルさに加えて、探検・イベント・交流といった要素が重なり合うことで、ウォーキングが楽しい習慣に変わるアプリです。
アプリ名 | 対応端末 | 料金 | ダウンロード先 |
---|---|---|---|
ポケモンGO | iOS/Android | 基本無料(アプリ内課金あり・定額サブスクなし) | App Store / Google Play |
実体験
「健康のために歩く」よりも「遊びの延長で歩く」という感覚になり、三日坊主にならず続けられた。
子どもと一緒に「今日はどんなポケモンが出るかな」と話しながら歩くだけで、自然と1時間以上歩けた。
普段なら素通りする道でも「ポケストップ」があると立ち寄るので、近所の新しい発見が多かった。
ドラクエウォーク|冒険気分で歩けるRPG

ドラクエウォークは、国民的RPG「ドラゴンクエスト」の世界を、現実の街を歩きながら体験できる位置情報アプリです。
スマートフォンのGPSを使い、地図上に表示される目的地まで実際に歩くことで物語が進み、モンスターとの戦闘やイベントが発生します。
ただ歩くだけではなく「冒険を進めるために歩く」という仕組みになっているため、気づけば自然と歩数が増えるアプリです。
特にドラクエ世代にとっては「自分が勇者になって旅をしている感覚」でウォーキングが習慣化できます。
特徴と魅力
1. 歩くことで物語が進む仕組み
- 現実の地図上にクエストの目的地が表示され、そこまで実際に歩いていくことでイベントや戦闘が始まる。
- 「この距離を歩けばボスに会える」という明確な目標があるため、歩く意欲が自然とわいてくる。
- RPGらしいレベルアップ要素もあり、歩いた距離がキャラクターの成長に直結する。
2. ウォークモードの便利さ
- 歩いている間、スマホを見なくても周囲のモンスターを自動で倒してくれる「ウォークモード」を搭載。
- これにより安全に歩けるうえ、「歩いているだけで冒険が進む」という感覚を味わえる。
- 通勤や買い物中でも無理なく続けられるのが大きなメリット。
3. 育成とやり込み要素の充実
- 「モンスターのこころ」を集めて装備するとキャラクターが強化される。
- ガチャで入手できる武器・防具や、基本職・上級職・特級職といった職業システムにより、育成の自由度が高い。
- 装備やこころを組み合わせて強敵を倒す「戦略性」があるため、ただのウォーキングアプリ以上の深みを楽しめる。
4. 地域性・観光要素とのつながり
- 「ご当地クエスト」や地域限定モンスターなど、実際の土地を歩かなければ手に入らない要素がある。
- 観光を兼ねたウォーキングや、遠出する理由を作ってくれる。
- 「ドラクエと一緒に旅をしている」感覚を得られるのが大きな魅力。
5. 自宅機能や日常とのリンク
- プレイヤーごとに「自宅」を設置でき、歩いて稼いだポイントで装飾や報酬が手に入る。
- 毎日の歩数や移動がゲーム内の生活に反映されるため、コツコツ続ける楽しみがある。
アプリ名 | 対応端末 | 料金 | ダウンロード先 |
---|---|---|---|
ドラクエウォーク | iOS/Android | 基本無料(アプリ内課金あり・定額サブスクなし) | App Store / Google Play |
体験談
私は子どもの頃からドラクエを遊んできたので、このアプリを始めたときは「自分が勇者になった」ような感覚でワクワクしました。
「今日は駅まで歩いてスライムを倒そう」「あと1km歩けばボスに挑める」と考えるだけで自然と足が動きます。
特にウォークモードが便利で、通勤中に立ち寄った道でも勝手にモンスターを倒して経験値を稼いでくれるため、歩くことが無駄になりません。
その積み重ねで気づけば1日1万歩を超える日もありました。
ドラクエウォークは「ただ健康のために歩く」ではなく、「冒険を進めるために歩く」という仕組みになっているからこそ、楽しく続けられると感じています。
aruku&(あるくと)|歩数が商品応募に変わる

aruku&(あるくと)は、日本発のウォーキングアプリで、「歩くことで健康とお得を同時に手に入れる」ことをコンセプトにしています。
歩数を稼ぐことでポイントが貯まり、コンビニの商品や地域の名産品に応募できるなど、ポイ活的な楽しみ方ができるのが最大の特徴です。
日常の散歩や通勤が「ちょっとしたゲーム」や「お得活動」に変わるため、運動が苦手な人でも無理なく続けられます。
特徴と魅力
1. 歩数がポイントになり商品応募が可能
- 歩いた歩数に応じてポイントが貯まり、実際の商品やサービスに応募できる。
- コンビニで引き換えられるドリンクやお菓子、地域限定の名産品など、現実的な報酬が多い。
- 「歩くだけで得をする」という仕組みが強いモチベーションになる。
2. 健康管理と数値の“見える化”
- 歩数だけでなく、消費カロリーや歩行距離も自動で記録。
- 表示方法がユニークで「おにぎり〇個分のカロリー消費」といった身近な数値で教えてくれる。
- 単なる数字よりイメージが湧きやすく、自分の頑張りを実感できる。
3. キャラクターやコース要素
- 歩いた分だけ住民キャラクターが現れ、会話やコレクションを楽しめる。
- 地図上に「おつかい」や「お届け物」といったイベントが表示され、達成すると報酬がもらえる。
- ただ歩くだけでなく「目的を持って歩ける」仕組みになっている。
4. ランキングやチームで競争できる
- 全国ユーザーとのランキング比較が可能。
- 家族や友人とチームを作って、歩数を競い合える。
- 仲間意識やライバル意識が生まれ、モチベーション維持に効果的。
5. 地域性とのつながり
- ご当地キャラや地域イベントと連動しているため、地元の魅力に触れるきっかけになる。
- 「歩くことで地域を知る」という要素があり、観光やお出かけとも相性が良い。
アプリ名 | 対応端末 | 料金 | ダウンロード先 |
---|---|---|---|
aruku&(あるくと) | iOS/Android | 基本無料(広告視聴や歩数でポイント獲得、定額サブスクなし) | App Store / Google Play |
体験談

私もこのアプリを妻と一緒に使ったことがあります。
お互いに「今日は1万歩いった?」と競争しながら歩くと、普段よりも自然と歩数が増えていました。
ランキングやチーム機能のおかげで「あと少しで抜かれる!」と焦り、夜にもう一度散歩に出たこともあります。
また、歩いた分で応募したコンビニのコーヒーが当たったときは、「ただ歩いただけで得した」と感じられました。
健康とポイ活を同時に楽しめるこのアプリは、運動が苦手な人にもおすすめです。
Sweatcoin|歩数が通貨になる報酬アプリ

Sweatcoinは、「歩数を通貨に変える」という斬新なコンセプトで世界中で人気を集めているウォーキングアプリです。
歩いた歩数がそのまま「Sweatcoin」というアプリ内通貨に換算され、貯めたコインを商品やサービスと交換できる仕組みになっています。
「ただ歩くだけ」でポイントが貯まる感覚は非常にユニークで、日常の移動や散歩を「稼ぐチャンス」に変えてくれるのが大きな魅力です。
特徴と魅力
1. 歩数がそのまま通貨に変わる仕組み
- アプリがバックグラウンドで歩数をカウントし、1000歩ごとに一定数のSweatcoinが貯まる。
- ためたコインはアプリ内マーケットで使え、商品割引やデジタルサービス、時にはフィットネス関連のアイテムと交換可能。
- 「歩けば歩くほど得する」という考え方が、日常生活に自然と取り入れられる。
2. 無料で始められるシンプルさ
- 基本利用は完全無料。
- 有料プランにアップグレードすると、より多くの歩数をカウントしてくれる仕組みになっているが、無料でも十分に楽しめる。
3. 達成感を与えるゲーミフィケーション
- 毎日の目標達成でバッジや実績がアンロックされる。
- 連続して歩く「ストリーク(継続日数)」があるため、三日坊主になりにくい。
- 他のユーザーと成果を比較することで「もう少し歩こう」という気持ちが生まれる。
4. バッテリー消費を抑えた設計
- 歩数を計測し続けてもバッテリーを大きく消費しない設計がなされている。
- 通勤・買い物・旅行など、どんなシーンでも気軽に利用可能。
アプリ名 | 対応端末 | 料金 | ダウンロード先 |
---|---|---|---|
Sweatcoin | iOS/Android | 基本無料 / 有料プレミアム:月額 約500〜780円、年額 約2,700円 | App Store / Google Play |
体験談

私が最初にSweatcoinを試したとき、正直「本当に歩くだけで通貨が貯まるの?」と半信半疑でした。
しかし、通勤や買い物のついでに歩いた分がしっかりカウントされ、数日でコインが貯まっていくのを見て驚きました。
特に「今日はもう少し歩けば、あと1コインもらえる」と思うと、わざと遠回りをしたり、ひと駅分多く歩いたりするようになりました。
健康のためだけでなく「得をするために歩く」という新しい感覚が加わり、楽しみながら歩数を増やせています。
Zombies, Run!|ゾンビから逃げるスリル体験

Zombies, Run! は、ウォーキングやランニングを“ゾンビに追われるサバイバルゲーム”に変えてくれるアプリです。
プレイヤーは「Runner 5」としてゾンビが蔓延する世界を生き抜き、物資を集めたりミッションをこなしたりしながらストーリーを進めていきます。
ただ歩くだけではなく「生き延びるために歩く」という要素が加わるため、単調になりがちなウォーキングに緊張感と没入感をプラスしてくれます。
特徴と魅力
1. 臨場感あるストーリー体験
- ヘッドフォンから流れる音声で物語が進行し、歩きながら映画やドラマの主人公になったような感覚を味わえる。
- ゾンビに襲われる緊迫シーンでは「もっと早く歩け!」という音声が入り、自然とスピードアップ。
- ミッション形式なので「あと5分で物資を回収できる」といった明確なゴールが設定されている。
2. ゾンビチェイスによる運動効果
- ゲーム中にランダムで「ゾンビチェイス」が発生。ゾンビに追われる状況になり、一定時間スピードを上げないと捕まってしまう。
- この仕組みはインターバルトレーニングに近く、運動強度を上げられる。
- 「ゾンビから逃げる」というシチュエーションがトレーニングの負荷を自然に生み出してくれる。
3. 自分のペースで楽しめる自由度
- ウォーキング・ジョギング・ランニングに対応し、どんな人でもプレイ可能。
- 屋外だけでなく、トレッドミル(ルームランナー)を使った屋内ウォークにも対応している。
- プレイヤーの体力や生活スタイルに合わせて楽しめる設計。
4. 基地の拡張要素
- ミッションで集めた資源を使って、自分の拠点「Abel Township(エイベル・タウンシップ)」を拡張できる。
- ウォーキングの成果が目に見える形で拠点の発展につながるため、続けるモチベーションになる。
5. 続きが気になるストーリー更新
- シーズン制で物語が展開され、定期的に新しいエピソードや仮想レースが配信される。
- 英語中心だが、音声や効果音の臨場感が強いので、語学力がなくても十分楽しめる。
アプリ名 | 対応端末 | 料金 | ダウンロード先 |
---|---|---|---|
Zombies, Run! | iOS/Android | 基本無料 / 有料プラン:月額 6.99 USD、年額 49.99 USD、VIP 89.99 USD/年 | App Store / Google Play |
体験談
私が初めてZombies, Run!を試したとき、一番驚いたのは「歩くだけなのに心臓がドキドキする感覚」でした。
ゾンビのうめき声が近づいてくると、自然と足が速くなり「絶対に捕まりたくない」という気持ちが運動への原動力になりました。
普段のウォーキングではついスマホを見ながら歩いてしまう私ですが、このアプリを使うと「物語に集中」できるため、時間が経つのを忘れます。
しかも「ゾンビから逃げ切った!」という達成感が得られるので、ただ歩いただけなのにゲームをクリアしたような満足感を味わえました。
各アプリの比較
今回紹介した5つのアプリは、それぞれに違った楽しみ方があります。
- ポケモンGO/ドラクエウォーク
いずれも基本無料で日本語完全対応。ゲーム性が強く「冒険を楽しみながら歩きたい人」に向いています。 - aruku&(あるくと)
日本製でポイ活要素が魅力。無課金でも十分に楽しめ、普段の生活に取り入れやすいのが強みです。 - Sweatcoin
海外製ですが日本語対応あり。歩数が通貨に変わる仕組みが新しく「得をしながら健康になりたい人」におすすめです。 - Zombies, Run!
英語中心ですが、ストーリー性とスリルが圧倒的。無課金でも楽しめますが、有料課金でさらに広がる世界観。映画や物語好きにぴったりです。
アプリ名 | 主な特徴 | 向いている人 | 有料プラン(月額/年額の目安) |
---|---|---|---|
ポケモンGO | ポケモン収集・AR探索 | ゲーム好き・親子 | 定額サブスクはなし(アイテム課金型) |
ドラクエウォーク | 地図連動で冒険を進行 | ドラクエ世代・冒険派 | 定額サブスクはなし(ジェム課金型) |
aruku& | 歩数でポイント応募・ポイ活要素 | 日常派・無理なく継続したい人 | 定額プラン情報なし |
Sweatcoin | 歩数が通貨に変わる | 得したい人・節約派 | 約 500円/月、2,700円/年 |
Zombies, Run! | ストーリー+スリル重視 | 映画・物語好き・刺激派 | 約 6.99 USD/月、49.99 USD/年(VIP 89.99 USD/年) |
まとめ
ウォーキングを続けるには「楽しさ」を取り入れることが欠かせません。
- 冒険を楽しみたいなら → ポケモンGO/ドラクエウォーク
- 日常で無理なく続けたいなら → aruku&
- 歩いた分だけ得したいなら → Sweatcoin
- スリルや物語を楽しみたいなら → Zombies, Run!
どのアプリも基本的には無料で始められるので、まずは気になるものを試してみましょう。
自分に合ったアプリを見つければ、ウォーキングはもう「退屈な運動」ではなく「毎日の楽しみ」に変わります。
ぜひ今日から、スマホを片手に新しいウォーキングの習慣を始めてみてください。

この記事を書いた人
管理人:山邊 俊太
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