PR

森陽樹の身長は?中学・高校の成績などもwiki風にまとめ【ドラフト2025】

プロ野球

2025年のドラフト会議で、高校生右腕の中でもトップクラスの注目を集めているのが、大阪桐蔭高校の森陽樹(もり はるき)です。

190cmの長身から繰り出す最速153km/hのストレートは圧巻で、球の回転数や球質の良さはすでにプロレベルと評されます。

この記事では、森陽樹の中学・高校での経歴、投球スタイル、身長や体重などの基本情報、スカウトの評価、そして大会での個人成績情報をWiki風にまとめます。

森陽樹の基本情報/身長/体重

  • 名前:森 陽樹(もり はるき)
  • 生年月日:2007年8月1日
  • 出身地:宮崎県延岡市
  • 身長/体重:190cm/90kg
  • 所属校:大阪桐蔭高校(大阪府)
  • ポジション:投手
  • 投打:右投右打
  • 最速球速:153km/h
  • 主な球種:ストレート、スライダー、カーブ、フォーク、カットボール、スプリット

恵まれた体格を活かした力強いフォームと、ボールの回転数の高さが魅力。

球速・制球・回転の三拍子が揃った「完成度型大型右腕」として、プロ各球団が注目しています。

中学時代|延岡で磨かれた原石

森陽樹は、宮崎県延岡市で生まれ育ちました。

野球を始めたのは小学1年生のとき。地元の少年野球チーム「東海東クラブ」でプレーし、当時から肩の強さが際立っていました。

中学は聖心ウルスラ学園聡明中学校に進学。

軟式野球部に所属し、1年時からエースとして登板。

3年時には全国大会にも出場し、最速143km/hをマーク。

軟式球ながらも球速・制球・メンタルすべてが高い水準にあり、全国スカウトの目に止まる存在でした。

その才能は九州内でも知られるようになり、複数の強豪校から誘いを受ける中で選んだ進学先が全国屈指の名門、大阪桐蔭高校

「自分を一番成長させてくれる環境」を理由に、宮崎から関西へと渡ります。

高校時代|剛腕右腕として覚醒する3年間

入学当初から注目されていた森陽樹は、大阪桐蔭の厳しい練習環境の中で一気に成長。

1年目からベンチ入りを果たし、2年目には甲子園のマウンドを経験。

3年目の今、ドラフト会議2025の“本命右腕”として全国からスカウトが視察に訪れる存在となりました。

ここからは、森陽樹の高校3年間を振り返りながら、成績と進化の軌跡を追っていきましょう。

1年目:衝撃のデビューと“スーパー1年生”の異名

1年春から最速149km/hを記録し、入学早々にチームのブルペンで存在感を発揮。

夏の近畿大会では151km/hを計測し、報徳学園との試合では1年生ながらリリーフ登板して三者凡退。

この試合での投球が「大阪桐蔭に新怪物現る」と大きく報じられました。

監督の西谷浩一氏も「素材のスケールが違う。まだ荒削りだが、伸びしろが計り知れない」とコメント。

以降は制球力向上のためにフォーム改良に取り組み、下半身主導の安定したフォームへと変化していきます。

2年目:甲子園での経験とエースナンバー

2年春のセンバツ大会で背番号11を背負い、初の全国舞台へ。

神村学園との一戦では、4回2安打3奪三振1失点と安定した内容を披露。

スピードだけでなく、変化球の使い方やテンポの良さが光るピッチングでした。

同年夏の甲子園では小松大谷高校戦に先発登板。

7回途中まで投げて6安打を許すも、最速151km/hを計測。

敗戦となったものの、全国の舞台で強打者を押さえ込む投球内容に評価が高まりました。

秋からはエースナンバー「1」を背負い、チームの柱として成長。

大阪大会では決勝まで勝ち進み、府大会準優勝。

近畿大会にも出場し、関西トップレベルの打線を相手に好投を続けました。

3年目:最速153km/h到達と全国スカウト注目の的に

迎えた3年夏、森陽樹はついに最速153km/hをマーク。

大阪大会準々決勝では9回を投げ3安打12奪三振の完封勝利を飾り、その試合での圧倒的な投球に多くのスカウトが視察。

高回転のストレート(平均回転数2250〜2700rpm)と、緩急を織り交ぜた投球構成はまさに“高校No.1クラス”。

一部スカウトからは「プロでもすぐ通用するボール」と評されています。

チームは惜しくも甲子園出場を逃したものの、森個人としては全国屈指のスピードと完成度を証明し、ドラフト1位候補としての地位を確立しました。

投球スタイルと特徴

森陽樹の投球を支える最大の武器は、高回転ストレート

回転効率が高く、打者の手元で浮き上がるような軌道を描くため、空振りを奪いやすい球質です。

また、変化球も多彩。

  • スライダー:キレが鋭く、右打者の外角に逃げる球筋。
  • フォーク/スプリット:ストレートと見分けがつきにくい軌道から落ちる決め球。
  • カットボール:高速で動くボール。左打者対策に有効。
  • カーブ:緩急を生かし、ストレートをより速く見せるために使用。

これらの球種を状況に応じて使い分ける冷静さも兼ね備えています。

マウンドでの堂々とした佇まいは、まさに“エースの風格”。

成績・記録(高校通算)

  • 登板数:35試合
  • 投球回:182回
  • 奪三振:186
  • 防御率:2.21
  • 被打率:.228
  • 最速:153km/h

(※地方大会・甲子園・近畿大会を含む公表データの概算)

これらの数字からも分かるように、森陽樹は「圧倒的な奪三振力」と「安定した防御率」を両立した稀有な高校生投手です。

特に注目すべきは奪三振率(約9.2)と被打率.228というデータ。

これは強豪校との対戦が多い大阪桐蔭の主戦投手としては驚異的な数字であり、速球だけでなく、変化球で打者を翻弄できる投球術の高さを物語っています。

また、35試合登板のうち、完投・完封も複数回を記録しており、スタミナ面でも大きな成長を見せています。

長いイニングを投げても球威が落ちず、最終回でも150km/hを超える直球を投げ込める持久力はまさに“本格派エース”の証。

3年間を通じて、防御率が常に2点台前半に収まっている点も特筆すべきポイントで、制球難や乱調が少なく、安定感のある投球を継続してきたことがデータからも明らかです。

森陽樹の高校通算成績は、単なる数字の積み重ねではなく、全国区の強豪相手に結果を出し続けてきた「実戦力の証」といえるでしょう。

スカウト評価と将来性

各球団のスカウトからは以下のような評価が寄せられています。

  • 「高校生で190cmの右腕、このスケールはそうはいない」
  • 「回転数・球威ともにプロレベル。フォームも安定してきた」
  • 「即戦力というより伸びしろ型。数年でエース格になる可能性が高い」

身体の柔軟性が高く、肩肘に無理のないフォームも評価されており、プロ入り後は球速アップと制球精度向上が期待されています。

特に、複数のセ・パ両リーグのスカウトが「育成というより完成を待つタイプ」と語るように、森陽樹の成長速度は非常に安定しています。

高校3年の時点で既にフォームの完成度が高く、トレーニングの方向性も明確。

体づくりやコンディショニングの意識もプロ並みで、「野球選手としての成熟度」が群を抜いています。

また、190cmという体格と回転数2700rpm近いストレートは、プロでも通用するレベルに達しており、「将来的には日本代表の先発ローテーション候補」と見る声もあるほどです。

育成力のある球団であれば、入団から2〜3年で1軍定着も十分に可能。

制球が安定すれば、タイプ的には巨人の戸郷翔征ソフトバンクの東浜巨のような存在感を発揮できるでしょう。

いずれの球団に入っても、エース候補として長くローテーションを支える逸材、それが森陽樹という投手の最大の魅力です。

今後の課題と展望

課題内容
制球の安定ストレートが抜ける傾向を修正する必要あり
体力面長期登板でのスタミナ維持
メンタル試合の流れを読む力・打者心理への対応力
変化球の精度特にフォークの制御強化がポイント

これらを克服できれば、森陽樹は将来的にプロ野球を代表する本格派右腕として活躍することは間違いありません。

高校野球ファンだけでなく、プロ球界もその成長を見守る一人の逸材です。

参考サイト

ドラフト会議2025公式
高校野球ドットコム
週刊ベースボールONLINE
Draft Watch
apapnews.com
Baseball Channel
スポニチ Annex
4years.asahi.com

コメント

タイトルとURLをコピーしました