2025年のドラフト会議が近づくなか、プロ球団のスカウトから「右の次世代スラッガー」として注目を集めているのが、創価大学の立石正広（たていし まさひろ）選手です。
力強いスイングと確かな選球眼を兼ね備え、守備・走塁でも高い総合力を誇るオールラウンドプレーヤー。
大学では主将としてチームを牽引し、2025年の日米大学野球選手権にも大学日本代表として出場しました。
この記事では、立石選手の中学・高校・大学での経歴、投球スタイル、身長や体重などの基本情報、スカウトの評価、そして大会での個人成績情報を、Wiki風に詳しくまとめていきす。
立石正広の基本情報/身長/体重
- 名前：立石 正広（たていし まさひろ）
- 生年月日：2003年11月1日
- 出身地：山口県
- 身長／体重：180cm／85kg
- 投打：右投右打
- 出身校：高川学園高校（山口県）
- 所属：創価大学（東京都）
- ポジション：内野手（二塁・三塁兼任）
立石選手は、走攻守三拍子が揃った右の強打者として知られています。
身長180cm・体重85kgという恵まれた体格から放たれるスイングスピードは大学球界屈指。
一方で守備や走塁にも手を抜かず、試合状況を冷静に判断できる知性派プレーヤーです。
創価大学では主将を務め、技術だけでなく精神面でもチームの中心的存在となっています。
中学時代｜高川学園中学校・高川学園シニアで才能が開花
山口県出身の立石選手は、高川学園中学校に進学し、高川学園シニアに所属してプレーしました。
高川学園シニアは全国大会の常連として知られる強豪チームで、立石選手も早くから主力として活躍していました。
中学時代から打撃センスが際立ち、クリーンナップとしてチームの中軸を担いました。
同世代の中でも打球速度が群を抜いており、県大会では長打を量産。すでにスカウトの間でも名前が挙がっていたといいます。
守備面では堅実なフィールディングと正確な送球が光り、監督からは「中学生離れした安定感」と評されました。
さらに小学生時代に内野・外野の両方を経験していたことが、後の柔軟な守備対応力の基礎となっています。
高川学園シニア時代には、県大会・西中国大会でも安定した成績を残し、全国大会出場をかけた試合では2安打2打点を記録。
チームを牽引するリーダー的存在として、早くも「次世代のスラッガー」として注目を集める存在になっていました。
高校時代｜高川学園で全国の舞台へ
高校は地元・山口県の高川学園高校に進学。
攻撃的野球を掲げるチームの中で、立石選手は入学直後から「打撃センスの高い1年生」として注目を集めます。
1年目：ベンチ入りと経験の積み重ね
入学直後にベンチ入りを果たし、代打や守備固めとして公式戦に出場。
上級生との練習を通じてプロ意識を学び、打撃の基礎を磨いていきました。
1年秋の県大会では代打で結果を残し、チームの勝利に貢献します。
2年目：打撃力の覚醒
2年春にはクリーンナップに定着。
山口県大会では打率.420、3本塁打を記録するなど、勝負強い打撃で一気にチームの中心選手へ成長しました。
対外試合では強豪・広陵高校から2安打を放ち、「右方向にも長打を打てる打者」としてスカウトの注目を集めます。
3年目：甲子園出場とリーダーシップ
3年夏には主将としてチームを率い、甲子園出場を果たします。
大会では初戦でホームランを放ち、観客を沸かせました。
「勝負強さとリーダーシップを兼ね備えた選手」として評価を高め、プロ注目の右打者として全国的に知られる存在になります。
大学時代｜創価大学での飛躍と代表選出
高校卒業後は東京新大学野球連盟に所属する創価大学に進学。
入学当初から「右の長距離砲」として期待され、1年秋にはリーグ戦デビューを果たしました。
1年目：基礎固めと実戦デビュー
リーグ戦では代打中心の出場でしたが、練習試合で本塁打を量産。
大学関係者の間でも「1年生離れした打球速度」と評され、将来の主軸候補として早くも注目を浴びました。
2年目：打撃が本格開花
2年春のリーグ戦で打率.500・14打点を記録し、創価大学の中心打者として覚醒。
逆方向にも強い打球を放つ柔軟なスイングと、チャンスでの勝負強さが光りました。
この活躍でスカウトの評価が急上昇し、「右の中距離～長距離打者として完成度が高い」と評されます。
3年目：大学日本代表に選出
2025年、大学日本代表“侍ジャパン大学代表”に選出。
第45回日米大学野球選手権大会では、日本代表の4番候補として出場しました。
結果は4試合で1安打と悔しい数字でしたが、国際大会での経験が大きな糧となり、本人も「海外の速球を体感できたのは大きい」と語っています。
4年目：主将として挑むラストシーズン
大学4年目となる2025年、立石選手は創価大学の主将としてチームを牽引しています。
これまでの実績と経験を買われ、精神的な柱としてチーム全体をまとめる立場に就きました。
春季リーグでは開幕から3試合連続打点を記録し、勝負どころでの勝負強さを発揮。
打率は.368、出塁率.470と安定した数字を残し、持ち前の打撃センスと勝負勘を証明しました。
また、守備面では二塁と三塁の両ポジションをこなし、柔軟な守備対応力と強肩をアピール。
チームメートからの信頼も厚く、「打撃も守備も安心感がある」「キャプテンとしての姿勢がチームの支え」と評されています。
練習では常に最前線で声を出し、後輩たちに技術だけでなく意識面でも刺激を与える存在です。
さらに、プロ注目選手として迎える最後のシーズンには、スカウト陣も改めて高く評価。
「打撃技術が大学4年目で完成の域に達してきた」「プロでもすぐ戦える」といった声も多く聞かれます。
プレースタイル・特徴
立石正広選手の魅力は、長打力と走力、そして高い守備力を兼ね備えた万能型打者であることです。
- 長打力：右打者ながら逆方向にも強い打球を放てる。打球速度は大学球界トップクラス。
- 走力：50m6秒1の俊足を誇り、走塁意識も高い。
- 守備力：肩が強く、二塁・三塁を中心に内野全般を守れる。
- メンタル面：主将としての統率力と冷静な判断力が持ち味。
「長打も打てる二塁手・三塁手」という稀少なタイプで、プロ球団にとってはチームの中軸候補として非常に貴重な存在です。
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成績・記録（高校・大学）
立石正広選手は、高校・大学を通じて打撃面で非常に安定した成績を残しています。
どの年代においても「勝負強さ」「対応力」「継続性」の三拍子が揃っており、スカウトからも「打撃技術が年々進化している」と高く評価されています。
特に高校時代から大学にかけて、打率3割台後半をキープしながらも長打を打てる打者として一貫した結果を出し続けているのが特徴です。
また、得点圏での打撃に強く、ここ一番の場面で確実にチームに貢献できるタイプとして知られています。
高校時代（高川学園）
- 甲子園出場（3年夏）
- 山口大会：打率.415／本塁打3本
- OPS：1.038
高校時代はチームの主軸として活躍し、3年夏の甲子園ではリーダーシップと勝負強さを発揮。
特に山口大会での高い打率と長打力は、プロスカウトの注目を集める大きな要因となりました。
大学時代（創価大学）
- リーグ通算：打率.352／本塁打7本／打点41
- 2年春：打率.500・14打点（MVP級の活躍）
- 日米大学野球選手権出場（大学日本代表）
大学進学後も打撃技術にさらに磨きをかけ、1年目からリーグ戦で存在感を示します。
2年春にはリーグトップクラスの成績を残し、MVP級の活躍を記録。
代表選出や国際大会を通じて経験値を積み重ね、よりスケールの大きな選手へと成長しました。
スカウト評価と将来性
スカウトからの評価も非常に高く、ドラフト上位候補として名前が挙がっています。
- 「右の長距離打者として現大学生No.1クラス」
- 「走攻守すべてが高水準で、即戦力の可能性もある」
- 「大舞台での経験値が豊富で、精神的にもタフなタイプ」
今後は変化球への対応や打席での安定感を磨くことで、プロ入り後の早期レギュラー定着も十分に見込まれます。
また、守備面の柔軟性を活かせば、ユーティリティプレーヤーとしても価値が高い選手です。
今後の展望とまとめ
立石正広選手がプロでさらに飛躍するためのポイントは以下の通りです。
- 大舞台でのプレッシャーを楽しむメンタル強化
- プロ用球への順応とスイング精度の向上
- シーズンを通じた体力維持とコンディション管理
これらを克服できれば、立石選手は間違いなく「右の主砲候補」として日本球界を牽引する存在になるでしょう。
高校・大学で積み上げた経験値、代表で培った国際感覚、そして努力を惜しまない姿勢。
立石正広選手は、まさに“次世代スラッガー”の理想像です。
2025年のドラフト会議では、複数球団による上位指名が予想される注目選手の一人です。
参考サイト
ドラフト会議2025公式
高校野球ドットコム
週刊ベースボールONLINE
ドラフトレポート
Baseball Channel
スポニチ Annex
スポルティーバ（集英社）
この記事を書いた人
管理人：山邊 俊太
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