那須川天心選手(なすかわ てんしん)に関する“結婚”の噂が、2025年7月に大きな話題になりました。
SNSでは「え?結婚したの?」「元カノとの関係は?」といった声も多く上がり、関連ワードが急上昇。
なぜこのタイミングで、この噂が広まったのでしょうか。
この記事では、那須川天心選手のプロフィールと試合戦績をまとめながら結婚の真相を解説していきます。
那須川天心のプロフィール|強さの理由は?
那須川天心選手は、日本の打撃系格闘技史に名を刻むトップファイターです。
キックボクシングで築いた“無敗の物語”と、ボクシング転向後も続く安定した強さから、国内外で高い評価を得ています。
基本プロフィール
● 名前:那須川天心(なすかわ てんしん)
● 生年月日:1998年8月18日
● 出身地:千葉県松戸市
● 身長:165cm前後
● 体重階級:スーパーバンタム級(ボクシング)/55kg前後(キック時代)
● 所属:帝拳ボクシングジム(プロボクシング)
● キックボクシング戦績:42戦42勝(28KO)無敗
● プロボクシング戦績:連勝継続中(2025年時点)
● 主な舞台:RISE、RIZIN、THE MATCH、Top Rank(海外プロモート)
圧倒的な実績とスター性を併せ持つ、日本格闘技界では“世代の象徴”とも言える存在です。
那須川天心の強さの理由
那須川天心選手が異なる競技でも強さを維持し続けている理由は、次の3つが特に大きな要素です。
● 圧倒的なスピードと反応性能
相手の初動に反応して“後の先”で攻撃を当てる能力は国内トップクラス。
● 距離とタイミングを完全に支配する感覚
踏み込み・離脱のスピード、間合いの取り方が突出しており、相手に主導権を握らせない。
● 見切りとカウンターの精度が異常に高い
攻撃が当たる前に動作を読み、“先読みの防御+攻撃”が同時に成立している。
この3つは、キックボクシング時代からプロボクシングへ移っても変わらない武器で、むしろ磨かれ続けています。
格闘技スタイルが変わっても、根本の強さはまったくブレていません。
キックボクシングの試合戦績まとめ|ハイライト
那須川天心選手のキックボクシング時代はまさに“無敗街道”。
ロッタン戦、武尊戦など格闘技史に残る名勝負が多く生まれました。
| 区分 | 戦績 | KO/TKO | 主な内容 |
|---|---|---|---|
| キックボクシング | 42戦42勝(無敗) | 28KO | RISE世界フェザー級王者、RISEバンタム級王者ほか |
| MMA | 4戦4勝 | 3KO | RIZIN キックルールと並行して参戦し、全勝で締めくくる |
| MIXルール | 1戦1勝 | 1KO | 立ち技主体の特別ルールマッチでも勝利 |
| スタンド系合計 | 47戦47勝 | 32KO | 立ち技系ルールでは無敗のままボクシングに転向 |
| プロボクシング | 7戦7勝 | 2KO | WBOアジアパシフィック・バンタム級王座を獲得し、世界戦線へ |
ここからは、とくに評価の高い ハイライト試合 をピックアップして紹介します。
2016年|RIZIN初陣 ニキータ・サプン戦(KO勝ち)
デビュー級の若さでRIZINに参戦し、衝撃のKO勝ち。
天心の存在が全国に広まり、“神童”のイメージが加速した試合。
2017年|藤田大和戦(判定勝ち)
総合格闘家との打撃勝負でも圧倒。
「打撃に関しては別格」という評価を決定づけた一戦。
2018年|ロッタン・ジットムアンノン戦(判定勝ち)
語り継がれる伝説の激闘。
互いに一歩も引かない壮絶な打ち合いで、天心の“根性”と“精神力”が世界中に伝わった試合。
勝敗を超えて名勝負と語られる一戦。
2019年|江幡睦戦(TKO勝ち)
日本のトップ選手を圧倒し、攻防の全てを支配した試合。
那須川天心選手の完成度がピークに近付いていたことを示す内容。
2020年|RISE WORLD SERIES(優勝)
世界中から強豪が集う大会で優勝。
那須川天心選手の実力を世界レベルで証明し、“RISEの絶対王者”としての評価を不動にした大会。
2022年|THE MATCH 2022 武尊戦(判定勝ち)
日本格闘技史に残る“世紀の一戦”。
K-1王者・武尊選手との試合は、長年実現不可能とされてきた因縁カード。
勝利したことで那須川天心選手のキックボクシング人生の集大成となり、転向前の最終章として完璧な幕引きになった。
| 年 | 主な舞台 | 主な対戦相手 | トピック・出来事 |
|---|---|---|---|
| 2014年 | RISE | 各選手 | プロデビュー。高校生ながら連勝を重ね、“神童”と呼ばれ始める。 |
| 2015年 | RISE | 村越優汰 など | 実力派を次々撃破し、日本トップクラスの若手として頭角を現す。 |
| 2016年 | RISE/RIZIN | ニキータ・サプン ほか | RIZINに初参戦。衝撃的なKO勝利で総合イベントでも一躍スターに。 |
| 2017年 | RIZIN | 藤田大和 など | 総合格闘家との打撃勝負を制し、「打撃では別格」と評価される。 |
| 2018年 | RIZIN | ロッタン・ジットムアンノン フロイド・メイウェザー(特別戦) |
ロッタンとの激闘で名勝負を生む。年末にはフロイド・メイウェザーとのエキシビションで世界的注目を浴びる。 |
| 2019年 | RIZIN | 江幡睦 ほか | 国内トップ選手を圧倒。攻防ともに完成度が高まり、“日本最強クラス”の評価が定着。 |
| 2020年 | RISE WORLD SERIES | 志朗 ほか | 世界トーナメントを制覇。RISEの“絶対王者”としての地位を確立する。 |
| 2021年 | RIZIN/RISE | 皇治 など | 知名度の高い相手との試合が続き、視聴者人気・一般認知度がさらに上昇。 |
| 2022年 | THE MATCH 2022 | 武尊 | “世紀の一戦”と呼ばれた武尊戦に判定勝利。キックボクシングでの集大成となる試合を経て、ボクシングへ本格転向。 |
| 〜2022年 | RISE/RIZIN 各大会 | 各選手 | キックボクシング通算 42戦42勝(28KO)無敗という歴史的戦績を残す。 |
ボクシング全試合戦績まとめ|ハイライト
プロボクシング転向後、那須川天心選手は2023年から連勝を続け、元WBO世界王者 ジェーソン・モロニー 選手を破ったことで世界戦線が一気に現実味を帯びています。
| No. | 日付 | 会場 | 対戦相手 | 結果 | ラウンド | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2023年4月8日 | 有明アリーナ(東京) | 与那覇勇気(日本) | 判定勝 | 6R | プロデビュー戦。技巧派相手に完勝 |
| 2 | 2023年9月18日 | 有明アリーナ(東京) | ルイス・グスマン(メキシコ) | 判定勝 | 8R | ディフェンスが際立つ完封試合 |
| 3 | 2024年1月23日 | エディオンアリーナ大阪 | ルイス・ロブレス(メキシコ) | TKO勝ち | 3R終了 | プロ2戦目でボディ攻撃からのTKO |
| 4 | 2024年7月20日 | 両国国技館(東京) | ジョナサン・ロドリゲス(米国) | TKO勝ち | 3R | 主導権を完全掌握したストップ勝ち |
| 5 | 2024年10月14日 | 有明アリーナ(東京) | ジェルウィン・アシロ(フィリピン) | 判定勝 | 10R | WBOアジアパシフィック王座獲得 |
| 6 | 2025年2月24日 | 有明アリーナ(東京) | ジェーソン・モロニー(オーストラリア) | 判定勝 | 10R | 元世界王者を破り世界戦線に躍り出る |
| 7 | 2025年6月8日 | 有明コロシアム(東京) | ビクトル・サンティリャン(ドミニカ共和国) | 判定勝 | 10R | 世界ランカー相手にフルマーク級の完勝 |
※数字・対戦相手・会場は公式記録を基に構成しています。
それでは、それぞれどういう戦いだったのか簡潔に紹介していきましょう。
2023年4月|プロデビュー戦 与那覇勇気戦(判定勝ち)
プロ初戦とは思えない落ち着いた立ち回りで、与那覇勇気の経験値を上回る内容。
ディフェンスの高さと距離コントロールが光り、「ボクシングでも通用する」と確信させた試合でした。
2023年9月|ルイス・グスマン戦(判定勝ち)
相手の攻撃をほとんど被弾せず、クリーンヒットを量産。
“打たせずに打つ”スタイルが完成しつつあり、全ラウンドを支配するワンサイドゲームでした。
2024年1月|ルイス・ロブレス戦(TKO勝ち)
鋭い左ボディを軸に、徐々にロブレスの動きを奪っていき、3R終了TKO。
「倒し切る判断」と「仕留めの精度」が評価され、倒せるボクサーとして大きく評価を上げた一戦。
2024年7月|ジョナサン・ロドリゲス戦(TKO勝ち)
前に圧力をかけてくる相手に対して、角度をつけたパンチとコンビネーションが冴えた試合。
常に主導権を握り、攻撃の起点も終点も天心が支配した完璧な内容でした。
2024年10月|ジェルウィン・アシロ戦(判定勝ち)
ベテランの巧さを持つアシロに対して、冷静さと技術で上回る。
フルラウンドの駆け引きを制し、WBOアジアパシフィック王座を獲得したキャリアのターニングポイント。
2025年2月|ジェーソン・モロニー戦(判定勝ち)
元WBO世界王者ジェーソン・モロニーに完勝。
スピード・正確性・防御の三拍子がそろい、世界レベルの実力を証明した記念的試合です。
2025年6月|ビクトル・サンティリャン戦(判定勝ち)
世界ランカーのパワーと圧力を受け止めつつ、被弾を最小限に抑えてポイントアウト。
終始余裕を感じさせる内容で、世界タイトル戦への現実味がさらに増した勝利となりました。
このハイライトからも、那須川天心が「倒せる」「当てられる」「見切れる」という三拍子を備えた、非常に完成度の高いボクサーであることが分かります。
那須川天心が結婚!?その真相は
まずは結論から整理すると、実際に結婚を発表したのは那須川天心選手本人ではなく、元RIZIN女子ファイターの浅倉カンナ(あさくら かんな)さんです。
2025年7月7日、浅倉カンナ選手は音楽プロデューサーの大本憲幸(おおもと のりゆき)氏との結婚を正式に発表。
このニュースが広がると、かつての交際相手である那須川天心選手の名前も強く関連づけられ、SNS上で“天心が結婚した”という誤解が一気に拡散される形になりました。
さらに翌8日のラジオ番組でのサプライズ演出が話題に拍車をかけました。
ラジオでのサプライズ共演|那須川天心のリアクション
2025年7月8日放送のTBSラジオ、『SCALP D presents 那須川天心のかんきもラジオ』。
大阪で合宿中だった那須川天心選手はリモート出演していましたが、番組の進行中に浅倉カンナがサプライズ登場。
これを見た那須川天心選手は驚きの声を連発しました。
「マジか〜!心の準備いるって〜!」
「ご結婚おめでとうございます」
その後には、浅倉カンナの夫・大本憲幸氏も登場。
那須川天心選手が“馴れ初め”や“プロポーズ”について興味津々に質問する様子が放送され、視聴者・ファンの間で大きな反響を呼びました。
那須川天心と浅倉カンナの関係
那須川天心選手と浅倉カンナ選手は過去に交際しており、格闘技ファンの間でもよく知られたカップルでした。
しかし 2019年に双方のSNSで破局を発表。
その後は表立った交流はありませんでしたが、2025年3月には那須川天心のYouTubeチャンネルで浅倉カンナの勤務するカフェ訪問企画が公開され、当時の距離感が再び話題となりました。
こうした背景もあり、浅倉カンナ選手の結婚発表=那須川天心選手の結婚、と誤解する人が多く出たと考えられます。
今後の展望
現在の那須川天心選手は、「世界タイトル挑戦が見える位置」 に到達した、日本ボクシング界屈指の注目選手です。
2025年以降の試合内容次第では、世界戦が早期実現する可能性も十分あります。
特に、ここからの1戦・1勝がキャリア全体の流れを大きく左右する重要な局面に差し掛かっています。
さらに今年は、11月24日に予定されている試合にも注目が集まっています。
この試合は天心選手にとってキャリアの節目となる可能性が高く、勝利すれば世界ランキングのさらなる上昇、あるいは世界タイトル挑戦への最短ルートが見えてくる重要な一戦になるでしょう。
多くのファンがその瞬間を待ち望んでおり、今後の動きからも一切目が離せません。

この記事を書いた人
管理人:山邊 俊太
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