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【バレーボール用語】昔と今でどう変わった?国際大会を背景に解説

バレーボール

バレーボールの試合を観ていると、「あれ?昔は違う呼び方じゃなかった?」 と感じることはありませんか?
例えば 「サーブ権」「サイドアウト」「スリーライン」 など、今では聞かれなくなった言葉もあれば、代わりに 「ラリーポイント」「3メートルライン」「リベロ」 など、新しい言葉がすっかり定着しています。

本記事では、バレーボールの用語が昔と今でどう変わったのか を、ルール変更や国際大会での背景を踏まえて詳しく整理して解説します。

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誕生とアメリカでの広がり

バレーボールは 1895年、アメリカ・マサチューセッツ州のYMCA体育指導員 ウィリアム・G・モーガン によって考案されました。
当初は 「ミントネット(Mintonette)」 と呼ばれていましたが、ボールを打ち合う姿が 「Volley(打ち合い)」 に似ていたことから 「Volleyball」 と名付けられました。

日本への伝来

その後 1908年に日本に伝来。1910年代には学校体育に導入され、当時は 「排球」 という漢字が当てられていました。

国際大会での普及

国際大会では 1964年の東京五輪で正式種目 となり、以降ルールや用語の統一が進んでいきました。
日本独自の表現や呼び方も多く生まれましたが、近年は FIVB(国際バレーボール連盟) の規格に合わせて国際的に統一されつつあります。

現在の主なルール

  • 1チーム6人制(公式戦)
  • ラリーポイント制(サーブ権にかかわらず得点が入る)
  • 1セット25点先取、3セット先取制(デュースは2点差、フルセットは15点)
  • リベロ制度導入(守備専門の選手が交代可能)
  • チャレンジシステム導入(2014年から本格導入)

昔との違い

1990年代以前は 「サイドアウト制」や「リベロ不在」 など、今とは異なる要素が多くありました。
また昔は 「サーブがネットに当たったらミス」 でしたが、現在はネットインでもプレー続行可能など、細かなルール改正も行われています。

代表的な用語の変化

バレーボールはルールの改正や国際基準の導入とともに、使われる用語も大きく変化してきました。
昔は日本独自の言葉や分かりやすい表現が多く使われていましたが、現在では国際大会に合わせて英語由来の専門用語が主流になっています。
こうした変化は「時代の流れ」であり、テレビ解説や学校指導でも徐々に新しい用語が浸透してきました。

以下に、代表的な用語の移り変わりをまとめてみました。


昔の用語今の用語概要
サイドアウトラリーポイントサーブ権に関係なく得点が入る方式へ変更。試合時間短縮が背景。
アタックライン / スリーライン3メートルライン数字表記に統一。国際基準に合わせて初心者にもわかりやすく。
バックアタックパイプ攻撃中央後方からのバックアタックを日本独自に「パイプ」と命名。
トスセットアップ国際英語「Set」に準拠。日本中継でも使われることが増加。
サーブ権サーブラリーポイント制導入で「サーブ権」という言葉は消失。
ネットタッチネットタッチ(白帯限定)接触が許容される範囲が白帯部分に限定。
チャレンジチャレンジビデオ判定要求の制度。2010年代以降に定着。

このように見比べると、単なる言葉の違いではなく、ルールや戦術の変化を反映したものだと分かります。
特に「ラリーポイント制」や「リベロ」の導入は、試合展開やチーム戦略そのものを大きく変えました。

つまり用語の変化は「時代遅れになった言葉」として切り捨てられるのではなく、競技の進化を象徴する証とも言えるのです。

ルールや用語は時代とともに大きく変わってきましたが、昔から今も変わらず使われ続けている用語も存在します。
これらはバレーボールの「根幹」とも言えるプレーであり、世代を超えて共通認識として残り続けています。

特にスパイクやレシーブは、初心者からベテランまで誰もが知っている言葉であり、実況や解説でも今なお頻繁に使われるキーワードです。

以下に、普遍的に使われている代表的な用語をまとめました。


用語概要
ジャンプサーブ今も代表的なサーブ技術。ジャンプフローターなど派生は登場。
クイック攻撃センターからの素早い攻撃。戦術の基本として定着。
ブロックネット際で相手のスパイクを止める行為。普遍的な用語。
レシーブサーブやスパイクを受ける動作。日本独自の表現が今も根強い。
スパイク攻撃を象徴する言葉。英語圏では「アタック」だが、日本では定着。

こうして見てみると、「変わる用語」と「変わらない用語」が共存しているのがバレーボールの面白いところです。
国際基準に合わせて名称が変わるものもあれば、誰もが親しみやすい言葉として残り続けるものもある。
その両方を理解しておくことで、観戦やプレーがさらに深く楽しめるようになります。

バレーボールの魅力のひとつに「役割分担」があります。
攻撃の要となる選手、守備で支える選手、トスを上げて試合作りをする選手など、ポジションによって役割がはっきりと分かれているのが特徴です。

昔はシンプルに「アタッカー」「レフト」「センター」といった呼び方が中心でしたが、国際大会やFIVBの規格に合わせる中で、より専門的かつ細分化された呼び方が定着しました。
特に「リベロ」の登場は大きな変化で、守備のスペシャリストとして試合を大きく変える存在となりました。

それでは、具体的にどう呼び方が変化したのかを表で見てみましょう。


昔の呼び方今の呼び方概要
アタッカー / レフトアウトサイドヒッター(OH)左右両サイドから攻撃する主力アタッカー。
アタッカー / ライトオポジット(OP)セッター対角に位置する攻撃専門の選手。
センターミドルブロッカー(MB)前衛中央でブロック・クイック攻撃を担う。
守備専門なしリベロ1998年導入。守備専任で交代可能。

このように、ポジション名の変化は単なる呼び方の違いではなく、戦術の進化や役割の専門化を反映したものです。
例えば「オポジット(OP)」は左利き選手が多いポジションで、国際大会では戦術的に重要視されています。
また「リベロ」の存在によってラリーが長く続き、試合がよりエキサイティングになりました。

昔のシンプルな呼び方を知っている人が、今の専門的な名称を理解することで、試合の奥深さをより楽しめるようになります。

  • フォアヒット(旧オーバータイムス)4回以上ボールに触る反則。
  • レセプション(旧サーブレシーブ):サーブを受けるプレー。かつては「サーブカット」と呼ばれていました。英語の Reception は「受け取ること」が語源。
  • ダブルコンタクト(旧ドリブル):同じ選手が連続して触る反則。
  • キャッチボール(旧ホールディング):ボールを掴んで止める反則。
  • Aパス:セッターが動かず正確に上がる理想的なパス。攻撃選択肢が広がる。
  • Bパス:セッターが1〜2歩動いた位置に返るパス。
  • Cパス:セッターが上げにくい位置に返るパス。
  • Dパス:相手コートに返ったり、セッターが触れない状態。
  • S1ローテーション:セッターがサーブを打つ順番(バックライト位置)。
  • その後「S6 → S5 → S4 → S3 → S2 → S1」と順に回転していく。
  • 解説では「S1ローテーションなのでここで切りたい」と使われる。
  • ブレイク:サーブ側がラリーを制し得点すること。連続得点につながる。
  • サイドアウト:サーブレシーブ側がラリーを制して得点すること。
  • アウトオブポジションの撤廃:サーブ前に選手位置の反則がなくなり、サーバー側は自由に配置可能。
  • スクリーン禁止強化:サーバーを隠す行為が厳格に禁止。頭より手を高く上げられない。
  • ダブルコンタクトの緩和:味方コート内でのボール処理に新解釈。審判基準が変わる可能性あり。

私自身、中学時代に「サイドアウトって何?」と疑問を持ちました。
先生は昔のルールで説明してくれましたが、テレビでは「ラリーポイント」と言っており混乱。

さらに「リベロ導入時」も「守備だけの選手って必要なの?」と思っていましたが、実際に試合をするとラリーの続きやすさを実感し、戦力として大きいとわかりました。

今は親世代と一緒に観戦すると「今の3メートルラインって昔はアタックラインだよね」と話題になり、世代の違いがむしろ楽しい要素になっています。

  • 昔の用語:「サイドアウト」「スリーライン」「サーブ権」
  • 今の用語:「ラリーポイント」「3メートルライン」「リベロ」「チャレンジ」「レセプション」
  • 変わらない用語:「スパイク」「レシーブ」「ブロック」
  • 新戦術用語:「パイプ攻撃」「Aパス」

紹介してきた内容をまとめました。

カテゴリ用語(昔)用語(今)補足説明
得点方式サイドアウトラリーポイントサーブ権に関わらず得点可能に
ラインスリーライン3メートルライン国際表記に統一
攻撃バックアタックパイプ攻撃後衛センターからの攻撃
パスサーブレシーブレセプションサーブを受ける基本プレー
セットトスセット / セットアップ攻撃へのつなぎ
反則ドリブルダブルコンタクト同一選手の2度触り
反則ホールディングキャッチボール掴む動作の反則
ポジションレフト / ライトOH / OPアウトサイドヒッター、オポジット
ポジションセンターMBミドルブロッカー
守備守備専門なしリベロ1998年以降導入
サーブ戦略ピンチサーバー交代でサーブ要員投入
試合戦略ブレイク / サイドアウト得点の流れを示す用語
レベル分けAパス / Bパス / Cパス / Dパスセッターへの返球精度の評価
新制度チャレンジビデオ判定システム
新制度アウトオブポジション撤廃2025年から導入予定の変更

Q1. 「サイドアウト」と「ラリーポイント」って何が違うの?
A. サイドアウト制は「サーブ権があるチームしか得点できない」方式でした。
一方、ラリーポイント制は「サーブ権に関係なく得点が入る」方式です。

Q2. 「スリーライン」と「3メートルライン」は同じものですか?
A. はい、同じ意味です。国際表記の統一で現在は「3m表記」が主流です。

Q3. 「リベロ」はなぜ導入されたの?
A. 1998年導入。守備専任選手としてラリーの継続性を高める役割を担います。

Q4. 「レセプション」って難しい言葉ですが、昔は何と呼ばれていましたか?
A. 以前は「サーブカット」「サーブレシーブ」と呼ばれていました。

Q5. 2025年のルール改正で一番大きい変更は?
A. 「アウトオブポジション撤廃」です。サーバーの配置が自由になり、戦術が変化します。

Q6. 今でも変わらない代表的な用語は?
A. 「スパイク」「レシーブ」「ブロック」など。競技の核となるプレーなので普遍的です。

Q7. バレーボール初心者がまず覚えるべき用語は?
A. 「サーブ」「レシーブ」「トス」「スパイク」「ブロック」など。これらを理解すれば観戦が一気に楽しくなります。

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