冬でも波に乗りたい。
そんなサーファーにとって欠かせないのが「防寒性に優れたウェットスーツ」です。
寒い海でのサーフィンは、装備を間違えると体が冷えきり、集中力やパフォーマンスも落ちてしまいます。
本記事では、「サーフィン 冬 ウェットスーツ おすすめ」をテーマに、選び方のポイントと2025年最新モデルを紹介します。
本記事では、冷たい冬の海でも快適にサーフィンを楽しむための防寒ウェットスーツの選び方と、2025年のおすすめ注目モデルを紹介します。
- 冬用ウェットスーツを選ぶポイント
- 結論!冬用おすすめウェットスーツ10選【2025最新版】
- BEWET ACOUSTIC 5×3mm(国産・定番冬スーツ)
- O’NEILL PSYCHO TECH 5×4mm(世界基準のハイエンドモデル)
- RASH「PREMIUM BLACK」(定番国産・プレミアム仕様冬スーツ)
- BILLABONG FURNACE COMP 5×4mm(グラフェン採用・高保温モデル)
- Xcel DRYLOCK X(最高峰の防寒&耐久モデル)
- QUIKSILVER HIGHLINE+ 5×4mm(アクション重視・軽量ハイエンドモデル)
- RIP CURL FLASH BOMB 5×3mm(速乾性トップクラス・連日サーフ向けモデル)
- AXXE Classic RETRO FULL 5×3mm(クラシックデザイン×最新機能)
- VISSLA HIGH SEAS 5×4mm(軽量・柔軟・エコ素材モデル)
- Hurley ADVANTAGE MAX 5×4mm(柔軟性・軽量性トップクラスの高性能モデル)
- まとめ:冬サーフィンを快適にする“最強の一本”を選ぼう
- 目的・タイプ別 まとめ表
冬用ウェットスーツを選ぶポイント
冬のサーフィンでは、スーツの性能が快適さと安全性を大きく左右します。
寒さに負けず、動きやすく、長時間海にいられるスーツを選ぶには、いくつかのポイントを押さえておくことが大切です。
特に「保温性」「防水性」「フィット感」「着脱のしやすさ」は、冬の海を楽しむための4大要素といえます。
以下で、それぞれのチェックポイントを詳しく見ていきましょう。
①生地の厚さをチェック(目安:5×3mm)
冬用の基本は「5mm(ボディ)×3mm(腕・足)」です。
厚すぎると動きにくく、薄すぎると冷えます。
地域や体質に合わせて調整しましょう。
②裏起毛素材で保温性をアップ
裏地に起毛素材を使うことで、体温を保持しやすくなります。
水を含みにくく、着た瞬間の冷たさも軽減。
「セミドライ」タイプの裏起毛は冬の定番です。
③シーリング(防水構造)で浸水を防ぐ
ステッチ(縫い目)部分から冷水が入ると一気に冷えます。
「ブラインドステッチ」や「シーリング加工」など、防水処理の有無をチェックしましょう。
④着脱のしやすさも重要
冬は寒さで手がかじかみ、スーツの着脱が大変になります。
「バックジップ」よりも「フロントジップ」や「ノージップ」タイプの方がストレスが少ないです。
結論!冬用おすすめウェットスーツ10選【2025最新版】
冬サーフィンの命は「防寒対策」です。
ここでは、2025年に注目されている人気ウェットスーツを一挙に紹介します。
国産から海外ブランドまで、性能・デザイン・保温力を総合評価して厳選しました。
モデル名をクリックするとこの記事内の紹介ページに飛びます。
No | ブランド/モデル名 | 厚さ | 特徴 | 対応レベル |
---|---|---|---|---|
1 | BEWET「ACOUSTIC」 | 5×3mm | 国産・柔軟素材・高防水性 | 初〜上級者 |
2 | O’NEILL 「PSYCHO TECH」 | 5×4mm | 裏起毛+軽量素材で高保温 | 中〜上級者 |
3 | RASH 「PREMIUM BLACK」 | 5×3mm | 国内生産・耐久性抜群 | 初〜上級者 |
4 | BILLABONG「FURNACE COMP」 | 5×4mm | Graphene素材で高保温 | 中級者以上 |
5 | Xcel 「DRYLOCK X」 | 5×4mm | 手足の防水性が最強クラス | 上級者 |
6 | QUIKSILVER「HIGHLINE+」 | 5×4mm | 運動性重視・アクション派向け | 中〜上級者 |
7 | RIP CURL 「FLASH BOMB」 | 5×3mm | 超速乾モデル・連日使用向け | 初〜上級者 |
8 | AXXE Classic「RETRO FULL」 | 5×3mm | クラシック×最新機能・国産 | 初〜中級者 |
9 | VISSLA 「HIGH SEAS」 | 5×4mm | エコ素材採用・柔軟性◎ | 中級者 |
10 | Hurley 「ADVANTAGE MAX」 | 5×4mm | 軽量・高伸縮裏起毛 | 初〜上級者 |
BEWET ACOUSTIC 5×3mm(国産・定番冬スーツ)
国内ブランド「BEWET」が手がける冬サーフィンの定番モデル。
ボディ5mm×アーム3mmという厚みで、冷たい海でも体温をしっかりキープしつつ、動きの自由を損なわないよう設計されています。
肩や腕の可動域を意識したカッティングはパドル動作をスムーズにし、波待ちからテイクオフまでの一連の動作をストレスなく行えます。
保温素材には「中空繊維(マカロニ状糸)」に銀(Ag)とチタン(TITAN)をコーティングした高機能素材を使用し、軽量かつ高い断熱性を実現。
この構造が“保温しながら軽く動ける”というACOUSTICシリーズ最大の特徴です。
さらに、国内工場による丁寧な縫製と、環境に配慮した水性ボンド接着など、品質面へのこだわりも高い評価を受けています。
海外サーフメディアでは「日本製ウェットスーツの最高峰」とも称されており、耐久性・快適性ともにトップクラスです。
価格帯はおおよそ7万円前後(実売5万円台後半〜)で、国産ブランドとしては中〜高価格帯に位置します。
ただし、その分の品質・耐久性・保温性は確かで、長期的に見ればコストパフォーマンスは非常に高いモデルです。
一方で、既製サイズ専用モデル(オーダー不可)であるため、体格が一般サイズから外れる人はフィット感に注意が必要。
また、極寒の地域(日本海側・東北エリアなど)では、5×3mmよりも5×4mm以上の厚みを選ぶほうが安心です。
おすすめポイント
- 日本製ならではの高品質な仕立てと素材開発
- 軽量で動きやすく、長時間サーフィンしても疲れにくい
- 保温性・耐久性・防水性のバランスが非常に優秀
注意点
- 既製サイズのみ対応(体型に合わない場合は別モデル推奨)
- 寒冷地では5×4mm仕様を検討
- 価格はやや高めだが、それに見合う性能あり
こんな人におすすめ
- 国産ブランドの信頼性を重視するサーファー
- 冬でも長時間サーフィンを楽しみたい人
- 動きやすさと保温性を両立したモデルを探している人
参考資料:
bpd21.com(BEWET公式バイヤーズガイド 2023-2024)
stabmag.com(海外メディア「The Titanium-Laced Luxury Wetsuit」特集)
alohaground.com(BEWET公式スタイルブック)
楽天市場 SURFBOARDBANK(販売価格・仕様確認)
O’NEILL PSYCHO TECH 5×4mm(世界基準のハイエンドモデル)
世界的サーフブランド「O’NEILL(オニール)」が誇る、冬用ウェットスーツの最高峰モデル。
長年培われた技術と最新素材を融合させ、「保温力・伸縮性・耐久性」のすべてを高水準で実現しています。
胸・背中部分には独自の「TB4 Duraskin Air Firewall」を搭載し、体熱を逃さず、冷たい風や水温の低下から体を守ります。
縫い目には“Stitchless Fluid Seam Weld”構造を採用しており、ステッチによる浸水を極限まで防止。
これにより、極寒の海でもスーツ内の水温を一定に保ち、長時間のサーフィンを快適にサポートしてくれます。
エントリー方式には「F.U.Z.E.(胸ジップ)」や「Z.E.N.(背面ジップ)」など複数のタイプがあり、動きの自由度を重視するサーファーは胸ジップを、着脱のしやすさを優先するなら背面ジップを選ぶのが理想です。
素材は軽量ながらも驚くほど伸縮性が高く、ドルフィンスルーやカットバックの動作もスムーズ。
特に5.5/4mm仕様のモデルでは、氷点近くの環境下でも十分な保温力を発揮するとのレビューもあります。
価格は約13万円前後と高めの設定ですが、「冬でもストレスなく最高のパフォーマンスを出したい」サーファーにとっては投資する価値のある一着です。
ただし、フィット感はかなりタイトに設計されているため、体格が標準サイズから外れる人は試着を強く推奨します。
また、初心者やライトユーザーにはオーバースペック気味のため、コストと使用頻度のバランスを見極めて選ぶと良いでしょう。
おすすめポイント
- 「TB4 Duraskin Air Firewall」による高い保温性能
- 縫い目のない“Fluid Seam Weld”で浸水を防止
- 伸縮性と耐久性を両立し、極寒の海でも快適に動ける
- 世界のプロサーファーからも信頼されるハイエンドモデル
注意点
- フィット感が非常にタイト(試着推奨)
- 価格は高め(約13万円前後)
- 初心者・短時間サーフにはオーバースペックになる可能性あり
こんな人におすすめ
- 冬でも本格的にサーフィンを続けたい上級者
- 寒冷地・強風下など、過酷な環境での使用を想定している人
- 性能を最優先し、長く使えるウェットスーツを求めている人
参考資料:
cleanlinesurf.com(Psycho Tech ウェットスーツレビュー)
oneill.com(Psycho Tech シリーズ仕様)
momentsurfco.com(5.5/4mmモデルレビュー)
RASH「PREMIUM BLACK」(定番国産・プレミアム仕様冬スーツ)
国内ブランド「RASH(ラッシュ)」がリリースするハイエンドモデル「PREMIUM BLACK」。
耐久性とフィット感を重視しつつ、冬のサーフィンでの実用性もきっちり設計された一着です。
このモデルの特徴はまず、「国内生産ならではの丁寧な作り」。
国内工場を活用した仕立てにより、縫製のクセやずれが少なく、着た時の“身体にフィットする感覚”が非常に優れています。
さらに、裏起毛やセミドライ仕様など保温性能もプラスされており、冷たい海での長時間セッションでも安心感が高いです。
中でも注目すべきは、生地と構造の質。
RASH公式仕様やショップ情報では「5×3mm仕様」「裏起毛仕様」「チェストジップ/ロングチェストタイプ」など、冬用仕様で動きやすさと保温性を両立したモデルが多く見られます。
たとえば、2024-25年モデルでは “BZ-5 LONG CHEST ZIP TYPE BLACK EDITION / 裏起毛仕様” という表記があります。
このような仕様から、「冬の日本海・北風エリア」など冷え込みが厳しい条件でも使える水準を持っていると言えます。
価格帯は10万円前後(モデル・仕様により変動)で、国産ブランドの中でもプレミアムな部類に入ります。
その分、コストはかかりますが「ギアに長く投資したい」「毎冬ガンガン海に出る」というサーファーにはおすすめの選択肢です。
おすすめポイント
- 国内生産による高精度なフィット感・縫製品質
- 冬用モデルとして一般的な「5×3mm」仕様+裏起毛を採用し、冷水・冷気対策も十分
- ロングチェストジップなど、着脱・水の侵入防止を意識した構造
- デザインがブラック基調で落ち着いており、派手すぎず上質な印象
注意点
- 標準仕様であっても「極寒条件(真冬の北日本・日本海側)+強風+長時間セッション」では5×4mm以上の仕様が安心ラインになる可能性あり
- 価格がやや高めなので、ライトユーザー・週1程度の使用ならコストパフォーマンスを考慮すべき
- 体格・肩まわりなど動作の自由度を重視するなら「肩開き」「伸縮素材」の仕様も確認を
こんな人におすすめ
- 国産ブランドに信頼を置きつつ、冬メインにサーフィンをしたい人
- 実用性・耐久性・保温性すべてを重視し、「長く使えるギア」が欲しい人
- デザインもシンプルで上質な印象を求める人
参考資料:
RASH公式モデル仕様ページ(日本)
楽天市場/実販売情報ページ「BZ-5 LONG CHEST ZIP TYPE BLACK EDITION」
国内サーフショップ商品リスト(RASH)
BILLABONG FURNACE COMP 5×4mm(グラフェン採用・高保温モデル)
世界的ブランド「BILLABONG(ビラボン)」が展開するFURNACE COMPは、保温力・伸縮性・軽さのバランスが非常に優れた冬用ウェットスーツです。
特に、素材に採用された「Graphene(グラフェン)」が他モデルとの大きな違い。
グラフェンは熱伝導率が非常に高く、体温を効率よく保持して冷水下でも暖かさをキープします。
ボディは「Smart Foam」構造で軽量かつ柔軟。
パドル時の肩や背中の動きに追従し、長時間のサーフィンでも疲労を感じにくい設計です。
内部は「AirLite 4D」ジャージを採用しており、裏地が柔らかく肌触りも快適。伸縮性とフィット感を両立させながら、脱着もスムーズに行えます
さらに、防水構造として内部テープ補強+外部シーム溶接+ブラインドステッチを採用。縫い目からの浸水を極限まで抑えることで、冬の冷水や風から体を守ります。
一方で、ユーザーによっては「脚部の縫い目付近から多少浸水する」「価格が高め」といった意見も見られますが、総じて“温かさと動きやすさを両立した理想的な冬モデル”という評価が多いのが特徴です。
価格は国内外ともに10万円前後で、プレミアムクラスの位置付け。
「寒さを我慢せずに冬の波を楽しみたい」「軽くてしなやかなスーツが欲しい」という中〜上級者には、確実に満足度の高いモデルです。
おすすめポイント
- グラフェン素材による高い保温力と軽さ
- Smart Foam+AirLite 4D構造で動きやすさ抜群
- 内外ダブルシーム構造で防水性能が高い
- デザインもシンプルで着心地・見た目ともに上質
注意点
- 脚部など縫い目の個体差により、軽微な浸水がある場合あり
- 価格が高め(10万円前後)
- 極寒地(5℃以下)での長時間サーフィンには、さらに厚手モデル(5.5/4mm以上)推奨
こんな人におすすめ
- 冬でも本格的に波乗りを楽しみたい中〜上級者
- 軽さと柔軟性を求めるアクティブサーファー
- 長時間のパドルやテイクオフで疲れにくいスーツを探している人
参考資料:
Cleanline Surf「Billabong Furnace Comp Wetsuit Review」
Empire Ave「Furnace Comp Steamer Review」
Wavelength Mag「Billabong Furnace Comp Graphene Review」
NZ Surf Journal「Furnace Comp 4/3 Chest Zip Review」
Xcel DRYLOCK X(最高峰の防寒&耐久モデル)
世界中の冬サーファーに支持されるブランドXcelが展開する「DRYLOCK X」は、防寒性・耐久性・信頼性を三本柱に持った、冬用ウェットスーツのトップクラスモデルです。
このスーツのキーテクノロジーには、「Celliant Black(中空繊維構造)」「Drylock 構造(防水処理)」「Quick-Dry 外装ジャージ」などが採用されています。
例えば、レビューでは「チャネルフレックス外装」「水の侵入を抑えるシーム構造」により、『一冬通して使える保温スーツ』として高評価を得ています。
厚み仕様もバリエーションがあり、寒冷条件で活躍する5/4mm以上モデルもあります。
特に「3/2mm仕様でも十分冬を通せる」との評価もあり、ユーザーからは「12~14℃程度の水温ならこのスーツで耐えられる」というコメントも出ています。
価格帯はプレミアムクラス。
高めの投資になりますが、それだけの価値を備えているというレビューが多数です。
たとえば「暖かさ・伸び・作り込み」の三拍子が揃っており、『暖かくてストレッチ性もあり、長く使える』という点が突出しています。
おすすめポイント
- 最高峰の防寒性能を実現するDrylock構造とCelliant Black素材
- 厳しい冬条件でも浸水を抑える縫製・シーム構造
- 信頼性の高いブランド&長く使える設計
注意点
- フィット感がややタイトで、肩・胸周りの可動性を求めるなら試着必須。レビューでは「動きが少し制限される」との声も。
- 価格が高めなので、週1回程度、ライトに海に入る用途なら別モデルも検討すべき。
- 極寒地(例:水温5℃以下・北日本・厳冬期)では、さらに厚手仕様+アクセサリー(フード/ブーツ)併用が安心ライン。
こんな人におすすめ
- 冬でも本気で波に乗り続けるサーファー
- 寒冷・長時間・厳条件でのサーフィンに備えたい人
- ギアにしっかり投資して、長く使いたいと考えている人
参考資料:
Cleanline Surf「Xcel Drylock Wetsuit Review」
Empire Ave「Xcel Drylock X Wetsuit Review」
The Inertia「Gear We Test: Xcel Drylock X 3/2 Fullsuit」
QUIKSILVER HIGHLINE+ 5×4mm(アクション重視・軽量ハイエンドモデル)
世界的ブランド「QUIKSILVER(クイックシルバー)」が誇る冬用ウェットスーツのハイグレードモデル。
「HIGHLINE+」は、寒さに負けずに動きを重視したいアクティブサーファーのために設計されたシリーズです。
特に「Japan Fit」対応モデルは日本人の体型に合わせた立体裁断で、フィット感と運動性のバランスに優れています。
素材には高伸縮のネオプレンと温熱裏起毛素材を採用。
これにより、冬場でも体の動きを妨げず、肩や腕の可動域を最大限に活かせます。
また、「mineral-enriched fibers(ミネラル配合繊維)」を使用することで、体熱を逃さずスーツ内部の温度を安定させる仕組みになっています。
さらに縫製には防水テープを使用し、浸水を最小限に抑制。
動きやすさと防寒性を両立する設計は、ドルフィンスルーやカットバックなど、激しいアクションを繰り返すサーファーにも最適です。
価格帯は約34,000円〜45,000円前後(モデルや販売店により異なる)で、ハイエンドながら比較的手が届きやすいのも魅力。
コストパフォーマンスに優れ、初心者から上級者まで幅広く使えるモデルです。
おすすめポイント
- 高伸縮ネオプレン素材で軽く、動きやすい
- 温熱裏起毛で保温性が高く、冷水環境でも快適
- 防水シーム構造で水の侵入を防止
- 「Japan Fit」設計でフィット感が非常に良い
注意点
- サイズ感はタイトめ。特に胸・肩周りがぴったり設計なので試着推奨
- 極寒地(日本海・北エリア)では、5.5/4mm以上やフード付きモデルの方が安心
- 冬の海に年数回しか入らないライトユーザーにはややオーバースペック気味
こんな人におすすめ
- 冬でもアクティブに動きたいアクション派サーファー
- 軽さ・フィット感を最重視する中〜上級者
- 国産ブランドよりもコスパ重視で世界基準の性能を求める人
参考資料:
QUIKSILVER公式(HIGHLINEシリーズ仕様)
SurfnShow「Quiksilver Highline Wetsuitsレビュー」
Empire Ave「Highline Steamerレビュー」
Boardriders Japan商品情報
RIP CURL FLASH BOMB 5×3mm(速乾性トップクラス・連日サーフ向けモデル)
オーストラリア発の老舗ブランド「RIP CURL(リップカール)」が誇るフラッグシップモデル。
「FLASH BOMB(フラッシュボム)」は、世界最速の乾燥性能を持つウェットスーツとして知られ、連日海に入るヘビーユーザーに圧倒的な支持を得ています。
最大の特徴は、内側全面に施された「E6 Flash Lining」構造。
この素材は、着用中の保温性と脱いだ後の乾燥スピードを両立しており、夜に干して翌朝にはほぼ乾くほどの速乾性能を誇ります。
また、縫い目部分には「E6 Flash Taping」を採用し、外部からの浸水を徹底的に防ぐ仕様。
これにより、寒い海でも常にドライで暖かい状態を維持できます。
さらに、伸縮性に優れたE6 ネオプレン素材を使用しており、動きやすさもトップクラス。
肩や腕の可動域が広く、ドルフィンスルーやスナップなどのアクション時にもストレスを感じにくい設計です。
価格は約7万円前後(モデルや厚みにより前後)。
プレミアム価格帯ではありますが、「冬でも毎日サーフィンしたい」人にとっては抜群のコストパフォーマンスを発揮します。
おすすめポイント
- E6 Flash Liningによる世界最速クラスの速乾性能
- 高い保温性と軽さを両立したE6 ネオプレン素材
- シームテープ加工で浸水を防止
- 長時間の使用でも疲れにくい軽量設計
注意点
- 高機能ゆえに価格は高め(7万円前後)
- 裏起毛が厚いため乾燥時の取り扱いに注意(陰干し推奨)
- 極寒地では5×4mm仕様やフード付きモデルがより安心
こんな人におすすめ
- 冬でも毎日のように海に入るヘビーユーザー
- 乾燥時間を短縮したい/連日使用するサーファー
- 快適性と耐久性を両立したい中〜上級者
参考資料:
RIP CURL公式「FLASH BOMB E6」製品情報
Cleanline Surf「RIP CURL Flash Bomb Review」
Surfd.com「Flash Bomb vs E7 Comparison」
Empire Ave「Rip Curl E6 Performance Test」
AXXE Classic RETRO FULL 5×3mm(クラシックデザイン×最新機能)
日本のサーフブランド「AXXE Classic(アックスクラシック)」が展開する、クラシカルな見た目と最先端技術を融合させた人気モデル。
「RETRO FULL」は、ヴィンテージスタイルの美しさと機能性を両立した冬用ウェットスーツとして、多くのサーファーに支持されています。
外観は落ち着いたマットブラックを基調としながら、裁断・縫製は最新技術による立体設計。
可動域を広げる「3D立体パターン」を採用しており、パドルやライディング時の動きを妨げません。
また、裏地には保温性と速乾性を兼ね備えた「Premium Thermo Fiber」を採用。
冷たい海水を遮断しながら、肌触りも柔らかく快適な着心地を実現しています。
さらに、オーダーメイド対応が可能なのもAXXE Classicならではの強み。
自分の体型に合わせたフルオーダーができるため、フィット感・動きやすさ・防水性すべての面で“理想の一着”に仕上げることができます。
価格は既製品で約6万円前後、フルオーダーの場合は約8万〜10万円ほど。
耐久性・防寒性・デザイン性のバランスを考えると、長期的に見て非常にコストパフォーマンスの高いモデルです。
おすすめポイント
- クラシックなデザインと最新素材を融合した高品質モデル
- 「Premium Thermo Fiber」による優れた保温性と肌触りの良さ
- オーダーメイド対応で抜群のフィット感
- シンプルで上品な外観が大人のサーファーに人気
注意点
- 既製サイズでも十分なフィット感があるが、体型に合わせたフルオーダーが理想
- 極寒地域では5×4mm以上の厚みやフード付きモデルを検討
- カスタムオーダーは納期が長くなる場合あり(約2〜3週間目安)
こんな人におすすめ
- 機能性だけでなくデザイン性にもこだわりたいサーファー
- 自分の体にぴったり合うウェットスーツを探している人
- 冬でも快適にサーフィンを楽しみたい中〜上級者
参考資料:
AXXE Classic公式サイト(RETRO FULL製品情報)
Blue Earth Surf公式(AXXE Classicオーダーラインナップ)
楽天市場/ムラサキスポーツ取扱情報
VISSLA HIGH SEAS 5×4mm(軽量・柔軟・エコ素材モデル)
アメリカ西海岸発のブランド「VISSLA(ヴィスラ)」が展開する、環境配慮と高い運動性能を両立したウェットスーツ。
「HIGH SEAS」シリーズは、軽量性・柔軟性・快適性を追求したモデルとして、世界中のサーファーから評価されています。
最大の特徴は、独自素材「ICARUS2.0 Japanese Limestone Neoprene」の採用。
従来の石油系素材ではなく、日本製のライムストーン(石灰石)由来のエコネオプレンを使用することで、地球環境への負荷を軽減しつつ、圧倒的な伸縮性と軽さを実現しています。
また、裏地にはリサイクル素材を使用した「Thermal Fever Fiber」を採用し、保温力と速乾性を両立。
冷たい海でも体温を逃がさず、常にドライで快適な状態をキープします。
接着構造には「Neo 3.0 Fluid Seam Weld」を採用し、縫い目からの浸水を最小限に抑制。
伸縮性を損なわない防水処理が施されており、パドルやドルフィンスルーの動作も非常にスムーズです。
価格は約6万円前後(厚み・仕様によって前後あり)。
機能性に加えて環境への配慮が感じられるモデルとして、持続可能なサーフスタイルを意識するユーザーにも人気です。
おすすめポイント
- 環境に優しい日本製ライムストーンネオプレンを使用
- 柔軟性と軽量性に優れ、長時間でも疲れにくい
- Thermal Fever Fiberによる高い保温性と速乾性
- 防水性の高いNeo 3.0 Fluid Seam 構造
注意点
- 国内流通量が少なく、サイズ・在庫が限られる場合あり
- 海外サイズ基準(USフィット)のため、試着またはサイズ表の確認が必須
- 極寒地では厚み5×4mm仕様でも冷えを感じることがあるため、ブーツやグローブとの併用を推奨
こんな人におすすめ
- 動きやすさを重視し、軽いスーツを好むアクティブサーファー
- 環境意識が高く、サステナブルなブランドを選びたい人
- 海外ブランドらしいデザインと機能性を求める中〜上級者
参考資料:
VISSLA公式(HIGH SEASシリーズ製品情報)
Cleanline Surf「VISSLA High Seas Wetsuit Review」
Surfd.com「Best Eco Wetsuits Review」
Empire Ave「VISSLA High Seas Performance Report」
Hurley ADVANTAGE MAX 5×4mm(柔軟性・軽量性トップクラスの高性能モデル)
アメリカ発の人気ブランド「Hurley(ハーレー)」が誇る最上位モデル「ADVANTAGE MAX」。
軽量・高伸縮素材と快適な裏起毛構造によって、“動きやすさ”と“暖かさ”を極限まで追求した冬用ウェットスーツです。
素材には「Exoflex 2 Neoprene」を採用。
従来のネオプレンよりも20%軽く、30%以上の伸縮性を実現しており、テイクオフやターン時でもスーツの突っ張りをほとんど感じさせません。
さらに、内側には「Infrared Thermal Lining(赤外線反射起毛)」を搭載し、体の熱を効率的に反射・保持。
外気温が低い真冬のコンディションでも体温をしっかりキープします。
縫製には「Power Seams」を採用し、薄く柔らかいテープで縫い目を補強。
従来の厚手テープよりもストレッチ性を損なわず、防水性を高めています。
また、首元・袖口・足首部分には独自のシール構造を採用し、浸水を最小限に抑制。細部まで非常に完成度の高い仕上がりです。
価格は約6万〜8万円前後。
プロ仕様の性能を備えつつ、動きやすく軽い設計のため、「快適にサーフィンを楽しみたい」人に最適な一本です。
おすすめポイント
- Exoflex 2素材による圧倒的な軽さと柔軟性
- 赤外線反射起毛(Infrared Lining)による高い保温力
- Power Seams構造で浸水を防ぎつつ動きやすい
- デザイン性も高く、スタイリッシュなシルエット
注意点
- タイトなフィット設計のため、試着またはワンサイズアップ検討推奨
- 裏起毛が厚めで乾燥にやや時間がかかる
- 極寒地での長時間使用には5.5/4.5mm以上またはフード付き仕様を推奨
こんな人におすすめ
- 軽さと伸縮性を最重視するアクティブサーファー
- 長時間でもストレスのない動きを求める人
- デザイン性と快適性を両立したスーツを探している人
参考資料:
Hurley公式(ADVANTAGE MAXシリーズ仕様)
Cleanline Surf「Hurley Advantage MAX Review」
Boardriders Japan(Hurley Wetsuits一覧)
Empire Ave「Hurley Advantage Series Comparison」
まとめ:冬サーフィンを快適にする“最強の一本”を選ぼう
冬の海は厳しい環境ですが、正しいウェットスーツを選べば、むしろ一年で最も波質が安定し、集中して練習できる最高の季節です。
大切なのは、保温性・防水性・動きやすさのバランスを取ること。
- 寒冷地なら「5×4mm以上」+裏起毛+シーリング加工
- 関東・西日本の一般的な冬なら「5×3mm」+高伸縮素材
- 動き重視なら「軽量・ストレッチ性高め」のモデル
- 頻繁に海に入る人は「速乾性」や「耐久性」も重要
今回紹介した10モデルは、いずれも2025年冬シーズンにおいて高い評価を得ている信頼のラインナップです。
ブランドごとに強みは異なりますが、自分のサーフスタイル・体質・地域の気候に合わせて選べば、「寒さを感じずにサーフィンに集中できる最高の一本」に出会えるはずです。
ウェットスーツは“冬サーフィンの命綱”。
道具を味方につけて、この冬も最高の波を楽しみましょう。
目的・タイプ別 まとめ表
おすすめモデルをクリックするとこの記事内の紹介ページに飛びます。
目的・タイプ | おすすめモデル | 特徴 |
---|---|---|
🧊 防寒性最強 | Xcel「DRYLOCK X」 | 厳冬仕様。浸水を極限まで防ぎ、氷点下でも暖かさを維持。 |
⚡ 動きやすさ重視 | Hurley「ADVANTAGE MAX」 | 超軽量&高伸縮素材。アクション派サーファーに最適。 |
🌊 トータルバランス最強 | BILLABONG「FURNACE COMP」 | 保温・伸縮・耐久の三拍子。中〜上級者に万能。 |
🌱 環境にやさしいモデル | VISSLA「HIGH SEAS」 | エコ素材×高性能。地球にも体にも優しい。 |
🪶 軽さ重視&柔軟設計 | QUIKSILVER「HIGHLINE+」 | Japan Fitで軽快な動き。アクティブサーフに◎。 |
🔥 連日サーフ対応(速乾) | RIP CURL「FLASH BOMB」 | 世界最速クラスの乾燥性能。毎日入る人に最適。 |
🏄 国産の信頼性と品質重視 | BEWET「ACOUSTIC」 | 国産トップブランド。軽量・防水・耐久の三拍子。 |
🧵 フィット感・着心地重視 | AXXE Classic「RETRO FULL」 | オーダーメイド対応。クラシックデザインが人気。 |
💪 耐久性・ハードユース対応 | RASH「PREMIUM BLACK」 | 湘南サーファー御用達。丈夫で長持ち。 |
💸 コスパ最強モデル | O’NEILL「PSYCHO TECH」 | 世界ブランドの安定品質。機能対価格のバランス◎。 |

この記事を書いた人
管理人:山邊 俊太
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