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山本由伸の言ってない語録とは?なぜ言っていないのに語録なのか解説します

メジャーリーグ

2025年、ワールドシリーズMVPを受賞して世界中を沸かせた山本由伸選手。

ロサンゼルス・ドジャース移籍1年目で圧倒的な投球を見せ、その名は野球界を超えて広まりました。

しかしその一方で、ネット上ではもう一つの現象が話題になっています。

それが「山本由伸(言ってない)語録」。

山本由伸選手本人が言っていないのに、まるで本当に言っていそうな“名言風のセリフ”がSNSで次々と拡散され、「いや、言ってないけど言ってそう」とファンの間でブームになっています。

今回は、そんな“言ってない名言”の世界をユーモアを交えて紹介します。

山本由伸(言ってない)名言集

ファンたちの想像力が生み出した“幻の名言”たち。

山本由伸選手本人が口にしていないのに、どこか山本由伸選手らしい説得力があるのが面白いところです。

ここでは、実際の発言とネット上で広まった「言ってない語録」を比較しながら見ていきましょう。

「コール、メモを取っとけよ」

ライバル投手を挑発するようなセリフとして拡散されたものの、明確な出典はありません。

ただ、あの冷静な表情で相手を圧倒する姿を見ていると、つい“言ってそう”に思えてしまう。

まさに想像の勝利です。

「負けという選択肢はない」

この語録の元ネタは、通訳・園田芳大氏による意訳「Losing isn’t an option(負けるという選択肢はないんだ)」。

山本由伸選手の言葉「負けるわけにはいかない」が英訳を通じてより強く響き、
“決め台詞”のように世界中へ広まりました。

ここから“山本由伸=名言の人”というイメージが定着していったのです。

「俺を出すことが最善の選択肢だ」

きっかけはロバーツ監督の「山本を出すのがベストだ」という発言。

山本由伸選手の「いつ投げることになってもベストな投球ができるように」というコメントが、
ファンの間で「俺を出せ」に変換。

まさに“想像が生んだエース像”です。

「ブルペンのドアを施錠しておけ」

「リリーフ陣に負担をかけたくない」という真面目なコメントが、ネットでは「完投するから誰も出すな」というドSエース語録に変化。

さらに「ブルペンのドアを開けろ、俺が入る」という逆バージョンまで派生しました。

「俺はキラーだ。倒れかけたらトドメを刺す」

実際には監督が「侍のようなキラー」と評した発言が発端。

いつの間にか山本由伸選手の発言として語り継がれ、完全に“由伸神話”の一部となっています。

「反吐が出る。0でなければならない」

これは球団SNSの英訳ポストが誇張されたことで生まれたもの。

内容とは裏腹に、クールで完璧主義な印象を強調する結果となりました。

「これが今日お前らが得られる唯一の得点だ」

本来の発言は「これ以上点を取られないように集中しました」。

それがまるでボス戦の決め台詞のように変わって拡散。

ネット職人のセンスが炸裂した一本です。

「今からお前らを台無しにする」

投球アナリストの「由伸が相手打線を台無しにするような投球だった」というコメントが元ネタ。

つまり“空気感だけで語録化”された好例です。

「監督をベンチに縛りつけておけ」

言っていません。

本当は「監督やコーチを安心させられるように」と語っただけ。

翻訳ひとつでマフィア映画のようなセリフに化けるのはもはや芸術の域。

「何ら問題ない。いつも通り始末するだけだ」

「いつもの調子でがんばります」という平和なコメントが、スパイ映画の主人公のような名言に変わって拡散。

もはやファンの創作力が止まりません。

セレモニーでのスピーチと「Losing isn’t an option」

ワールドシリーズ制覇後、スタジアムで行われた祝賀セレモニーでは、山本選手がブルーカーペットを先頭で歩いて登場し、観客の大歓声を浴びました。

壇上に立つと、まずスペイン語で「こんにちは」と挨拶。

続けて英語で、力強くこう語りました。

「分かるかな?私たちに負けるという選択肢はないんだ。」

この一言が世界中の話題をさらいます。

もともと記者会見での「負けるわけにはいかない」という言葉を、通訳の園田芳大氏が「Losing isn’t an option(負けるという選択肢はないんだ)」と意訳したことがきっかけでした。

その言葉が英語圏で“強気な名言”として爆発的に広まり、今やTシャツ化までされるほどの人気に。

スピーチを聞いたファンからは「ほんまに言った」「激アツ」「サイコーや」と喝采が上がりました。

その後のスピーチでは、英語でチームメートやコーチ、スタッフ、ファンへの感謝を伝え、「我々はみんなで成し遂げました。ドジャースを、ロサンゼルスを愛しています」と締めくくり。

最後に日本語で「ありがとう」と言葉を添えると、会場のボルテージは最高潮に達しました。

言っていないのに説得力がある理由

この“言ってない語録”の魅力は、どれも山本由伸選手のスタイルと矛盾していないこと。

寡黙で結果で語るタイプの選手だからこそ、ファンの想像が自然と補完してしまう。

言葉よりも背中で語る姿勢が、まるで「語録を生む空白」そのものになっているのです。

まとめ:言葉を超えて語る投手

山本由伸選手の“言ってない語録”は、ファンの愛と遊び心が作り上げたネット文化。

誰も傷つかず、みんなが笑って楽しめる、純粋な「想像のエンタメ」です。

そして何よりすごいのは、どんな“嘘の名言”でも、彼の投球がその説得力を裏付けてしまうこと。

そんな中で、あるファンのコメントが象徴的です。

「なんか負けてたけど、気付いたら追い付いて、気付いたらマウンドに居ました。」

言葉よりも結果で語り、静かに物語を紡ぐ投手。

だからこそ、彼の“言ってない語録”は、これからも語り継がれていくのでしょう。

山本由伸選手は今日も、無言で伝説を更新しています。

まとめ表

山本由伸「言ってない語録」一覧(ネット拡散 vs 実際/元ネタ)
言ってない語録(ネットで拡散) 実際/元ネタ メモ(経緯・注釈)
「コール、メモを取っとけよ」 出典不明 挑発的フレーズとして拡散。プレーの説得力で“言ってそう”に見える典型。
「負けという選択肢はない」 「負けるわけにはいかない」→ 通訳「Losing isn’t an option」 意訳が“決め台詞”として独り歩き。Tシャツ化など反響大。
「俺を出すことが最善の選択肢だ」 監督の発言が元。本人は「いつ投げてもベストな投球ができるように」 監督コメント→“本人の強気名言”に変換されたパターン。
「ブルペンのドアを施錠しておけ」 「リリーフ陣に負担をかけたくない」 真面目な意図が“完投宣言”風に脚色。「開けろ、俺が入る」派生も。
「俺はキラーだ。倒れかけたらトドメを刺す」 監督の比喩「侍のようなキラー」 比喩がそのまま本人の“名言”にすり替わった事例。
「反吐が出る。0でなければならない」 英訳ポストの誇張・解釈が元 強い言い回しが“冷徹な完璧主義”キャラを増幅。
「これが今日お前らが得られる唯一の得点だ」 「これ以上点を取られないように集中しました」 実直コメント→“ラスボス台詞”に変換された好例。
「今からお前らを台無しにする」 投球アナリストの評価表現が元 “雰囲気”だけで語録化。空気感の勝利。
「監督をベンチに縛りつけておけ」 「監督やコーチを安心させられるように」 穏当な言葉が過激に翻訳・脚色されたケース。
「何ら問題ない。いつも通り始末するだけだ」 「いつもの調子でがんばります」 平和コメント→スパイ映画風の“名言”に昇華。

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